新世界のシンボル!大阪・通天閣の魅力と歴史を徹底解剖
大阪の代名詞ともいえる繁華街、新世界。その中心でひときわ高くそびえ立ち、大阪のシンボルとして親しまれているのが、登録有形文化財にも指定されている通天閣です。レトロな雰囲気漂うこの展望塔は、大阪の歴史を見守り、人々の暮らしと共に歩んできました。今回は、そんな通天閣の魅力と歴史、そして現代の楽しみ方まで、たっぷりご紹介します。
通天閣の歴史:二度の誕生と復興の象徴
通天閣の歴史は、実は二度あります。
初代通天閣とルナパークの輝き
初代通天閣が誕生したのは、明治時代末期の1912年(明治45年)のこと。当時はパリのエッフェル塔と凱旋門をモチーフにした、東洋一の高さを誇る展望台として、新世界の遊園地「ルナパーク」の一部として建設されました。その高さは64メートル。エレベーターではなく、階段で昇る仕組みで、多くの大阪市民や観光客で賑わいました。しかし、1943年(昭和18年)、第二次世界大戦中の鉄材供出命令により解体され、初代通天閣はその歴史に幕を閉じました。
二代目通天閣と復興の願い
戦後の復興期、焼け野原となった大阪の人々の心に、通天閣の再建を望む声が高まりました。「あの通天閣をもう一度」という強い願いが実り、1956年(昭和31年)、現在の二代目通天閣が完成しました。高さは108メートルと初代よりも高くなり、当時としては画期的なエレベーターも設置されました。
二代目通天閣は、まさに戦後復興の象徴。大阪の人々にとって希望の光となり、再び新世界のシンボルとして親しまれるようになりました。
通天閣の魅力:展望台から足の裏まで
現在の通天閣には、展望台からの絶景だけでなく、様々な魅力が詰まっています。
1. 黄金の展望台と「ビリケンさん」
通天閣のメインはやはり展望台。地上91メートルにある黄金の展望台からは、大阪の街並みを360度見渡すことができます。天気の良い日には、遠く生駒山や六甲山まで見渡せ、その開放感は格別です。
展望台には、大阪の守り神として親しまれる**「ビリケンさん」**の像が鎮座しています。このビリケンさんは、足の裏をなでるとご利益があると言われており、多くの参拝者が列を作って足の裏をなでています。金運や恋愛運、合格祈願など、様々な願いを込めてなでてみましょう。
2. スリル満点!跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」
2019年に登場した新たな目玉が、特別屋外展望台「TIP THE TSUTENKAKU(チップ ザ 通天閣)」です。地上約92.5メートルに設置された、床がガラス張りの跳ね出し展望台で、足元には何も遮るものがなく、まるで宙に浮いているかのようなスリルを味わえます。高所恐怖症の方には少々刺激が強いかもしれませんが、大阪の街を真下に見下ろす体験は、忘れられない思い出になるでしょう。
3. 歴史とエンターテイメントが融合した施設
通天閣の内部には、他にも見どころがたくさんあります。
- 光の展望台: 特別イベントでプロジェクションマッピングが開催されることも。
- タワー・スライダー: 2022年にオープンした、通天閣を滑り降りる全長60mの滑り台。スリルと爽快感を味わえます。
- 地下の通天閣わくわくランド: 懐かしいグリコのネオン看板のミニチュアや、大阪土産が豊富に揃うショップがあります。
- 初代通天閣のジオラマ: 初代通天閣とルナパークの賑わいを再現したジオラマは、当時の雰囲気を感じさせてくれます。
- レトロな喫茶室: 昭和レトロな雰囲気の喫茶室で、休憩するのもおすすめです。
4. 幸運の神様「ビリケンさん」
通天閣と切っても切り離せないのが、ビリケンさんの存在です。アメリカ生まれの神様ですが、新世界のシンボルとして通天閣に祀られ、その足の裏をなでるとご利益があると信じられています。その愛らしい表情と、人々を幸福に導くというご利益から、大阪の人々に深く愛されています。通天閣以外にも、新世界のあちこちでビリケンさんの像を見つけることができます。
新世界との一体感:レトロな街並みを楽しむ
通天閣がある新世界は、独特のレトロな雰囲気が魅力の街です。串カツ店やお好み焼き店が軒を連ね、下町情緒あふれる雰囲気を味わえます。
- 串カツ: 大阪名物の串カツは、二度漬け禁止のルールを守って味わいましょう。
- ジャンジャン横丁: 立ち飲み屋やレトロな商店が並ぶ路地は、昔ながらの大阪の雰囲気を満喫できます。
- スマートボール: 昔懐かしいスマートボールで遊んでみるのも、新世界ならではの体験です。
通天閣を訪れる際は、ぜひ新世界の街歩きも楽しんでみてください。通天閣のレトロな雰囲気と相まって、大阪のディープな魅力を感じることができるでしょう。
通天閣のライトアップ:明日の天気予報?
通天閣の最上部のネオンは、実は翌日の天気予報を表していることをご存じでしょうか?
- 白:晴れ
- オレンジ:曇り
- 青:雨
- ピンク:曇りのち雨
- 緑:雨のち曇り
など、色の組み合わせで天気を教えてくれます。夜に通天閣を眺める際には、ぜひ色にも注目してみてください。
まとめ:通天閣は大阪の「元気」の象徴
大阪のシンボル、通天閣。その歴史は、大阪の街の復興と発展の歴史でもあります。展望台からの絶景、ビリケンさんのご利益、そしてスリル満点のアトラクションまで、何度訪れても新しい発見があるでしょう。
通天閣は、単なる展望台ではなく、大阪の人々の希望や元気の象徴であり、そしてこれからも大阪の街を見守り続けることでしょう。
大阪を訪れる際は、ぜひ通天閣へ足を運び、その魅力を肌で感じてみてください。きっと、大阪の明るく元気なパワーを全身で感じることができるはずです。



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