- はじめに
- 染井吉野
- ソメイヨシノの誕生
- 名前の由来
- 染井村とは
- ソメイヨシノの特徴
- 現代のソメイヨシノ
- 山桜
- 奈良の吉野山(よしのやま)にも咲き誇るヤマザクラ
- 「ヤマザクラは白い花と赤い若葉」
- 「オオヤマザクラ」はヤマザクラの大型版?
- 斬新な俳句も詠みたくなる?
- 枝垂桜(シダレザクラ)
- 三春滝桜/福島県田村郡三春町
はじめに
暖かな陽気に誘われ、ピンク色の花びらが舞い始めると、いよいよ春の本番を感じますね。日本人の心に深く根付いている桜ですが、実はその表情は驚くほど多彩です。
「この桜、少し色が濃いな?」「花と葉っぱが同時に出ているけれど、なんていう名前だろう?」
そんな疑問を解決するために、今回は日本の代表的な桜の種類を分かりやすく分類してご紹介します。それぞれの個性を知ることで、いつものお花見がより深い体験に変わるはずです。
日本の桜(サクラ)は何種類?よく知られる品種を徹底ガイド
“桜”と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろう。ピンク色の花びら、春の訪れ、それとも、日本の象徴?
いずれも間違いではないものの、正解とも言いがたい。なぜなら”桜”とは複数の品種の総称で、共通性はあるものの、それぞれ異なった独自の特徴もあるからだ。日本には野生種から園芸種まで200品種を超える桜があり、色や花びらの形、サイズなどさまざまなバリエーションがある。
今回は特によく知られる桜の10品種を、その特徴とともにご紹介。これを読めば、あなたも桜通になれるかも!
染井吉野

日本で最も一般的な園芸種の桜。例年、3月20日前後に九州や四国で咲き始め、3月下旬になると東京でも開花。4月中旬になると東北地方でも徐々に咲き始める。花は5枚の花びらから成る一重咲き。色は淡いピンクで、白く見えることもある。樹に束になって花が咲くのが特徴で、満開を過ぎて花が散る頃に若葉が芽吹き始める。
ソメイヨシノの誕生
ソメイヨシノは、江戸時代後期に染井村の植木屋によって開発されました。エドヒガンとオオシマザクラの自然交雑、または人為的な交配によって生まれた栽培品種です。
名前の由来
当初は「吉野桜」として販売されていましたが、奈良の吉野山のヤマザクラと混同されることがありました。そのため、1900年に藤野寄命が「染井吉野」と命名し、植物学的に分類されました。
染井村とは
染井村は、江戸時代に大名屋敷の日本庭園を管理する植木屋が集まる、園芸の一大拠点でした。多くの園芸品種がこの地で生み出されました。
ソメイヨシノの特徴
- 花付きが良く、花が大きい
- 樹全体に花を咲かせ、成長が早い
- 接ぎ木で増やせるため、クローンとして全国に広まりました
現代のソメイヨシノ
ソメイヨシノは、現在では日本の観賞用桜の代表種です。気象庁の開花・満開を判断する「標本木」にも指定されています。
山桜

野生種の桜の中でも最も一般的な品種。「山の桜」という意味の名を持つこの品種は、日本の山間部でよく見られる。花びらはソメイヨシノと同様に5枚で、色は白から淡いピンク、濃いピンクまでさまざま。関東地方では4月上旬頃から咲き始める。なおソメイヨシノなどとは違い、開花と同時に若葉が出るのが特徴だ。
何と読む?「山又山山桜又山桜」
かつての桜の主役ヤマザクラとは
寒暖差が大きいものの、少しずつ春の暖かい日が増え、桜の季節が近づいてきていることを実感します。
桜といえばソメイヨシノをイメージする人が多いでしょうが、ソメイヨシノが全国に普及したのは明治時代以降で、それ以前はヤマザクラが桜の主役でした。
ヤマザクラとはどんな桜なのでしょうか。
奈良の吉野山(よしのやま)にも咲き誇るヤマザクラ

ヤマザクラはその名のとおり、山や丘陵などに自生しています。温暖な気候を好むため、主に関東以西で見ることができます。
桜の名所として、奈良県吉野町(よしのちょう)の吉野山を思い浮かべる人も多いでしょう。
晩春に吉野山を覆い尽くすように咲き誇る桜の数は、なんと3万本にのぼるといわれます。
吉野山には多くの種(しゅ)の桜が咲き乱れますが、そのほとんどはヤマザクラで、元は人の手によって植えられたものです。
植栽されたのは花見をするためかというと、そうではありません。
1300年も前の奈良時代から、吉野山は神々が宿る山と信じられていました。その吉野山に神木(しんぼく)としてヤマザクラなどの桜の苗木が植えられていったといいます。
吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち」は世界遺産(文化遺産)にも登録されています。それは主に「日本の宗教文化の歴史を伝える文化的景観」が評価されたことによります。
「絶勝(ぜっしょう)」と呼ぶにふさわしい吉野山の桜。その背景などを知ると、ありがたみと美しさも、いっそう高まりそうです。
「ヤマザクラは白い花と赤い若葉」

ソメイヨシノとヤマザクラはどのように見分けたらよいのでしょうか。
ヤマザクラは白い花と赤みを帯びた若葉が同時に開くことが大きな特徴の一つです。「ヤマザクラは白い花と赤い若葉」と覚えるとわかりやすいかもしれません。
一方、ソメイヨシノの花は淡いピンク色。ソメイヨシノは秋に紅葉しますが、開花時に若葉は伸びません。
ヤマザクラの開花はソメイヨシノのあとなので、ソメイヨシノのお花見を逃した場合でも、お花見のチャンスはまだ残っていますね。
「オオヤマザクラ」はヤマザクラの大型版?
ヤマザクラに似た桜に「オオヤマザクラ(大山桜)」があります。
ヤマザクラより葉が大きいため「オオヤマザクラ」と命名され、北海道に多く見られるため「エゾザクラ」の異名もあります。
花と赤みを帯びた若葉が同時に開く点はヤマザクラと共通していますが、花はヤマザクラより赤みを帯びています。そのため「ベニヤマザクラ」ともいわれます。
一方、吉野山などのヤマザクラは白い花を咲かせるので「シロヤマザクラ」ということもあります。
温暖な気候を好むヤマザクラ(シロヤマザクラ)と、寒冷地でも鮮やかな花を咲かせるオオヤマザクラ。同じ「ヤマザクラ」の名がつく桜でも、違いが幾つかあるのですね。
斬新な俳句も詠みたくなる?

「山桜」を季語にした俳句はたくさんあります。二句、紹介しましょう。
〜石の声水の声して山ざくら〜
これは、企業勤務のかたわら俳人としても活躍した、久保田月鈴子(くぼたげつれいし/1916~1992)氏の作です。静謐(せいひつ)で清らかな一句ですね。
〜山又山山桜又山桜〜
これは、高浜虚子に師事した俳人、阿波野青畝(あわのせいほ/1899~1992)氏の作です。
さて、何と読むでしょうか?

これは素直に「やままたやまやまざくらまたやまざくら」と読みます。
俳句は「五七五」が基本ですが、この句は「六七五」になっています。
漢字だけで詠まれた一句。斬新な俳句ですね。山と山桜が眼前に迫ってくるようです。
ヤマザクラの花言葉は「あなたに微笑む」などです。
ヤマザクラは山地だけでなく、公園などでも見ることができます。
山や公園でヤマザクラの花々を眺め、楽しみ、家族や友人、道行く人たちと微笑み合えたら素敵ですね。
枝垂桜(シダレザクラ)

シダレザクラは、京都府の府花(その都市が公式にシンボルとして制定する花)でもある。開花時期は3月下旬~4月で、ソメイヨシノより1週間ほど早く咲く。最も有名なシダレザクラは福島の三春滝桜で、樹齢1000年以上を超えるこの樹は日本の天然記念物である「日本五大桜」の1つに数えられている。
「シダレザクラ(枝垂桜)」が見られる名所5選!滝のように花が流れ落ちる様は圧巻
2026年1月27日更新
※順次2026年版に更新予定です。
「シダレザクラ(枝垂桜)」は、枝が垂れる桜の総称。一般的に品種としてのシダレザクラは、通常枝が上に伸びて成長するエドヒガンが下に垂れるものを指し、枝垂れ以外は、淡紅色で小輪の花を咲かせるエドヒガンの形質と同じ。
シダレザクラ(枝垂桜)は枝の垂れた佇まいが魅力的
関東での開花時期は3月中旬頃。なお、シダレザクラで花の色が濃紅色のものは「ベニシダレ(紅枝垂)」とも呼ばれる。
品種としてのシダレザクラ以外にも、木が枝垂れている桜には濃い紅色で八重咲きの「ヤエベニシダレ」や、里桜類の枝垂れ性として菊咲きの「キクシダレ」などがある。
エドヒガン同様、シダレザクラの古木も多く、樹齢1000年以上と推定される天然記念物の「三春滝桜」(福島県)や、京都府の円山公園を代表する桜「祇園枝垂桜」などが知られている。
おすすめの「シダレザクラ」が鑑賞できる桜の名所・お花見スポット

三春滝桜/福島県田村郡三春町

福島県田村郡三春町にあるエドヒガン系の紅枝垂桜で、1922年(大正11年)に桜の木として初めて国の天然記念物の指定を受け、2022年で100周年を迎えた。日本三大桜のひとつに数えられている。樹齢は1000年以上だと推定され、樹高は13.5メートル、枝張りは東西に25メートル南北に20メートルに達する。
見どころ
四方に伸びた太い枝に、真紅の小さな花を無数に咲かせ、その様がまさに水が滝のように流れ落ちるように見えることから、滝桜と呼ばれるようになったとも言われている。桜の開花状況にあわせて、18時〜21時までライトアップも行われる。
| 例年の見頃 | 4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
|---|
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
三春滝桜の開花状況
つぼみ2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
国宝 松本城の桜/長野県松本市

松本城公園や本丸庭園には約300本の桜が植えられている。国宝松本城では、開花宣言の3日後から8日間、国宝松本城天守と本丸庭園の桜をライトアップする国宝松本城「夜桜会」が開催される。外堀沿いの桜並木をライトアップする「光の回廊」も同時開催される。
見どころ
夜間の本丸庭園が無料開放され、ライトアップされた天守と桜の共演が楽しめる。桜の見頃は例年、4月上旬となっている。
| 例年の見頃 | 4月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
|---|
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
国宝 松本城の桜の開花状況
咲き始め2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
日蓮宗本山 本満寺のしだれ桜/京都府京都市上京区

京都御所の北、寺町今出川を上がった先にある本山本満寺の西門より入ると、左手に見える大きなしだれ桜。樹齢100歳には満たないが、若々しく力強い景観が広がり見事な枝ぶりを鑑賞できる。境内でゆっくりと散策しながら桜の鑑賞できる。円山公園に咲く有名なしだれ桜「祇園枝垂れ」の姉妹桜でもあり、京都でもかなり早く開花。3月の中旬頃には5分咲きに、4月に入ると散り始めるので、早めに鑑賞したい。また、しだれ桜の開花期間中には、御朱印は春季限定の桜デザインが用意されている。
見どころ
2026年3月25日(水)~4月5日(日)には、「本満寺 しだれ桜 ライトアップ観賞会」を実施。美しい枝ぶりを誇る当山のしだれ桜が、夜の闇に浮かび上がる幻想的な姿を見せる。ライトアップ開始直後は、まだ薄暮の時間。暗くなるにつれて徐々に浮かび上がるしだれ桜、刻々と変化するその表情にも注目だ。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
西山興隆寺の桜/愛媛県西条市

四国別格二十霊場第10番札所である西山興隆寺は、「もみじの寺」として知られるが、春は参道の約1キロにわたり、しだれ桜とソメイヨシノが楽しめる。しだれ桜は古田のしだれ桜と言われる西条市指定天然記念物。なかでも樹高約7メートルで樹齢約100年とされる巨木は圧倒的な存在感がある。
見どころ
古田のしだれ桜は通常より1週間ほど早く、小さな濃いめでピンクの花を咲かせる。見頃は3月中旬から4月中旬。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
西山興隆寺の桜の開花状況
満開2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
浄専寺のしだれ桜/宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町

江戸初期の創建といわれる古寺、浄専寺。境内には宮崎県の天然記念物に指定されている樹齢約300年のしだれ桜があり、毎年3月下旬から4月上旬頃に淡紅色の美しい花を咲かせる。例年、桜の開花時期にはライトアップも行われ、歴史ある古寺で夜桜を楽しめる(2026年はライトアップ実施予定だが、詳細は未定)。2026年4月5日(土)・6(日)には、木地屋にて「五ヶ瀬桜まつり(五ヶ瀬中等教育学校主催)」を開催(予定)。
見どころ
歴史を感じさせる佇まいのしだれ桜で、扇形に広げた枝いっぱいに花を付ける美景を見に、多くの観光客が訪れる。
エドヒガン(江戸彼岸)

その名の由来は、3月20日前後の「春の彼岸」に咲くことから。「春の彼岸」とは昼と夜の長さがほぼ同じになり、春が始まる日のことを指す日本の暦用語。花びらは小さく、色は淡いピンク。花弁の付け根が丸く膨らんでいるのも特徴だ。なお、日本最古の桜の樹は山梨県の実相寺にある樹齢約2000年のエドヒガンで、この樹は山高神代桜と呼ばれている。開花時期は4月上旬~中旬頃。
日本三大桜「エドヒガン(江戸彼岸)」春の彼岸に、ソメイヨシノよりひと足早く花開く桜のスポット7選
2026年1月27日更新
※情報は一部2025年のものです。2026年のものに順次更新していきますのでお待ちください。
日本三大桜に数えられる「エドヒガン」。花は小さい一重咲きで、色は淡い紅色。野生種であるため、花が白い変異種も見られる。また、開花後に葉が開くのが特徴だ。
彼岸のころに咲き誇るエドヒガン(江戸彼岸)
エドヒガンの名前は、春の彼岸花が咲くころに開花することが多かったことに由来しているのだとか。この美しい花々は「江戸彼岸」と呼ばれ、その名称が時を経て「エドヒガン」として定着したという。彼岸に咲く美しい姿で、人々に穏やかな春が訪れたことを告げる。
関東地方では、開花時期が3月中旬と「ソメイヨシノ」よりも早い。また、エドヒガンは一般的に「彼岸桜(ヒガンザクラ)」とも呼ばれ、この名を冠する桜にはエドヒガン以外にも、江戸彼岸と豆桜の雑種とされる「コヒガン(小彼岸)」や、富山県南砺市に自生地のある「越の彼岸」、枝の垂れた「しだれ彼岸」などがある。
さらに樹齢1000年を超え、長野県の天然記念物にも指定されている中曽根のエドヒガンや、岩手県盛岡地方裁判所前にある石割桜、山梨県の山高神代桜など、エドヒガンの名木も多くある。
おすすめの「エドヒガン」が鑑賞できる桜の名所・お花見スポット

石部桜/福島県会津若松市

福島県会津若松市に位置する石部桜は、樹齢約650年といわれるエドヒガンで、市を代表する桜のひとつ。中世会津の領主であった葦名氏の重臣、石部治部大輔の庭にあったと伝えられている。10本の幹から成り立ち、枝張りは最も広いところで約20メートルにもおよぶ。
見どころ
雄大で自由に広がる枝は、見る者を魅了する。周囲が田んぼに囲まれているため、一際目立つ存在だ。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
石部桜の開花状況
つぼみ2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
わに塚のサクラ/山梨県韮崎市

のどかな田園の中の塚の上にある、樹齢300年を超えるエドヒガン。残雪の山々をバックに咲き誇る姿は圧巻で、訪れる人々を魅了している。例年、3月下旬~4月上旬頃にかけてが、桜の見頃の時期となる。見頃時期にはライトアップが行われ、昼とは一味違った幻想的な姿を楽しめる。
見どころ
朝日が差し掛かる早朝、ライトアップ前の夕焼け時、夜桜ライトアップが終わった後の星空と一本桜など、多彩なコラボによって更に魅力的な外見となって楽しめる。見頃時期には一本桜の根元には黄色やピンクのカラフルな水仙が咲いており、春の彩りで包まれる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
わに塚のサクラの開花状況
満開2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
大野極楽寺公園の桜/愛知県一宮市

木曽川の河川敷に位置し、一宮市の観光、レクリエーションの拠点となっている公園。公園の南側は国指定名勝および天然記念物である木曽川堤の桜並木に隣接しており、サイクリングロード沿いではエドヒガンやしだれ桜、山桜を観賞できる。1月中旬から1月下旬には、河津桜も楽しめる。
見どころ
公園の管理事務所の東に位置する「桜の園」エリアでは、ソメイヨシノや八重桜などの桜を見ることができ、管理事務所の北の野球場に接する園路沿いでは小彼岸が咲く。レンタサイクルの貸出しの他にも、バーべキュー広場(有料)もあり、桜を見ながらバーベキューが楽しめる(※バーベキュー料金・プランなどは公式サイトなどで要確認)。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
呉羽山公園の桜/富山県富山市

呉羽山は、富山市西部に位置する標高70メートルの小高い山。ソメイヨシノやエドヒガンなど、さまざまな桜が約500本植えられている。特に市街地を一望できる頂上からの眺めは素晴らしく、遠くに残雪の映える立山連峰が広がる。例年、3月下旬~4月上旬にかけてが、桜の見頃の時期となる。
見どころ
開放感あふれる敷地での散策を楽しみながら、春を満喫できる。美しく咲き誇る桜と残雪の立山連峰が織りなす、絶妙なコントラストが見どころだ。また、夜景を望める絶景スポットとしても人気がある。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
呉羽山公園の桜の開花状況
咲き始め2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
道成寺の桜/和歌山県日高郡日高川町

能や歌舞伎で有名な安珍清姫伝説の舞台として知られる道成寺。境内には、約250本の桜があり、エドヒガンやソメイヨシノなどが順次開花していくので、長くお花見が楽しめる。宝仏殿には国宝の本尊千手観音はじめ二十数体の仏像群が拝め、縁起堂では絵巻を見ながら「絵とき」を聞くことができる(有料)。また、2026年3月28日(土)には「桜・舞・道成寺」を開催。
見どころ
2026年3月20日(祝)~4月8日(水)の10時~15時には、春の本堂無料公開が行われる。ただし、3月28日(土)は除外日となる。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
道成寺の桜の開花状況
満開2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
吉良のエドヒガンザクラ/徳島県美馬郡つるぎ町

徳島県指定天然記念物のエドヒガンは、樹齢約400年を誇る貴重な桜の木。幹周りは約4.5メートルにもおよび、この種の桜としては県内最大級の規模を誇る。地上1.5メートルの高さから三岐し、大きく枝を広げているために、春には満天を薄紅色に染め上げたような美しい眺めを呈す。夜に見る姿はまさに圧巻だ。なお、開花期間のみ臨時駐車場が設けられる。
見どころ
周辺には温泉施設があり、桜鑑賞後の予定も決めやすい。隣には忌部神社があり、花見とともに神社巡りを楽しむのもおすすめだ。また、2026年は地域の方による湯茶のもてなしも実施予定だ(日時未定)。
現在の開花状況や花見イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
吉良のエドヒガンザクラの開花状況
満開2026年4月1日 更新
桜の開花情報提供元:JRシステム
虎尾桜/福岡県田川郡福智町

新緑の福智山の谷間で、待ちわびた春を謳歌するように濃いピンクの花を咲かせる一本桜。福岡県内最大最古のエドヒガンで、樹齢600年以上と言われている。枯死寸前であったにもかかわらず、人々の懸命な努力で蘇り、見事な花を咲かせるようになった。桜の美しさと生命力は圧巻だ。
見どころ
ここ数年は、3月中旬~3月下旬頃にかけてが見頃の時期となる。エドヒガンは木ごとに花の色が違い、福智山のエドヒガンにもさまざまな色があるが、虎尾桜はとりわけ濃いピンクの色を咲かせる。
カンザン(関山)

1つの花に5枚以上の花びらがつく八重咲きの品種。なかには50枚以上の花びらがつく花もあり、たわわに咲き誇る様子は壮観だ。開花時期は桜のシーズンの中でもやや遅く、見頃は4月中旬頃。花びらは濃いピンク色で、ボリュームたっぷりに咲く姿から容易に見つけることができる。
カンザン(関山)|華やかに春を彩る八重桜の代表品種
2023.04.13 / Last updated: 2026.03.03

Nature
カンザン(関山)は、ソメイヨシノが散り始める頃に開花する遅咲きの八重桜です。
4月中旬頃に見頃を迎えることが多く、春の後半を彩る代表的な栽培品種として知られています。
Contents [Hide]
カンザンの開花時期
カンザンはソメイヨシノの見頃が終わる頃に開花する遅咲きの桜です。地域ごとの目安は以下の通りです。
| 地域 | 開花時期(目安) |
|---|---|
| 九州〜関西 | 4月上旬〜中旬 |
| 関東 | 4月中旬 |
| 東北 | 4月下旬 |
| 北海道 | 5月上旬 |
※開花時期はその年の気候や地域差により前後します。
カンザンの特徴
豪華な咲き姿
淡いピンク色の八重咲きで、花弁が幾重にも重なります。
花房が大きく、満開時には木全体が華やかな印象になります。
遅咲きで花期が長い
カンザンは、ソメイヨシノが葉桜になりはじめる頃に開花する遅咲きの桜です。
地域や気候にもよりますが、花期は約2週間と比較的長く、ゆっくりと楽しむことができます。

葉桜になったソメイヨシノの奥で、今まさに咲き誇るカンザン。
赤みを帯びた新葉
カンザンは、開花と同時に新しい葉も芽吹きます。
この新葉は、赤みが強いのが特徴で、花の淡いピンク色と美しいコントラストを生み出します。
満開を過ぎると、葉は緑色に変わりますが、その裏側にはほのかな赤みが残るのが特徴です。
カンザンは、薄いピンクから赤茶、そして緑へと変化する葉と花の色合いが、他の桜にはない独特の趣を感じさせてくれます。
しなやかに曲がる枝
カンザンの枝は細く、ゆるやかに曲がりくねった独特のシルエットをしています。
そのうねりの先に、ふんわりとした花がいくつも咲く姿は、とても優美で印象的です。
長く伸びた雌しべ
カンザンの雌しべは、白から紅色へのやわらかなグラデーションがあり、長さは約6mmとやや長めです。
この特徴は、近年登場している類似品種と見分けるポイントのひとつとされています。
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似た品種:『コウカ』、エド系の『ヤエベニトラノオ』など。
散り際の美しさ
八重咲きで花弁が多いため、散った花びらにもボリュームがあります。
カンザンの利用
開きかけの花は「桜の塩漬け」や「桜湯」として食用にも用いられます。
サクラの塩漬け出典: gontabunta / Adobe Stock
桜の塩漬けは、和菓子の飾りや桜あんぱんのトッピングに使われたり、桜まんじゅうの生地に練り込まれたりします。
また、桜湯はお湯に浮かべるだけで、香り高く華やかな一杯となり、縁起のよい飲み物として祝いの席などで楽しまれています。
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「関山」は、大阪の春の風物詩造幣局「桜の通り抜け」でも見られる品種のひとつです。
通り抜けでは、八重咲きで遅咲きの品種を中心に展示されており、「関山」もその代表的な存在として知られています。
2025年に訪れた際の様子や、印象に残った桜たちは、以下の記事でご紹介しています。
2025.04.10
2025年春|造幣局「桜の通り抜け」見どころと印象に残った5品種
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日本各地に自生する桜の野生種と、そこから生まれた栽培品種についてはこちら。
2024.03.15
カンザンの基本情報
花名:カンザン(関山)
科名:バラ科
属名:サクラ属
別名:セキヤマ
学名:Prunus ‘Sekiyama’
英名:Kanzan, Sekiyama, Double-flowered cherry
花期:3月~4月
花色:白、ピンク
花言葉:
サクラの仲間
- カンザクラ
- カンヒザクラ
- ソメイヨシノ
- ヤエザクラ
参考:『サクラハンドブック』大原隆明 文一総合出版 2009.3.1
イチヨウ(一葉)

イチヨウとは「1枚の葉」という意味。花の中心部から葉の形に似た雄しべが1~2本突き出しており、その周りを20~40枚ほどの花びらが囲む姿から名付けられた。八重咲きの品種で、花びらの内層は白く、外層は淡いピンク。色の繊細なグラデーションが、この品種の特徴だ。また開花と同時に、新緑が芽吹き始めるのも特徴の一つ。毎年4月に浅草で開催される「浅草観音うら一葉桜まつり」では、見事なイチヨウが鑑賞できる。
イチヨウとは
イチヨウ(一葉、学名:Cerasus lannensiana ‘Ichiyo’)とは、日本の園芸品種で、バラ科サクラ属の落葉広葉低高木です。
英名で、Ichiyo cherry と呼ばれます。
オオシマザクラ系サトザクラ(里桜)の八重咲き品種で、フゲンゾウ(普賢象)と似ています。
八重桜の中では比較的早く開花します。
樹高は5~10mで、樹形は傘型をしています。
若葉は赤茶色を帯びて開花時に展葉し、秋に紅葉します。葉の形は先がとがった卵形または楕円形で、鋸歯があり有、互生して付きます。
花は八重の淡桃色で咲き進むと白色になります。花弁数は20~30枚で、花弁は平開しますが、うねりがあります。
雌蕊は1本で、下部は葉に変化しています。
一般名:八重桜 イチヨウ(一葉)、
学名:Cerasus lannensiana ‘Ichiyo’, Cerasus Sato-zakura Group ‘Hisakura’)、
別名:Ichiyo cherry、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ類バラ目バラ科サクラ属サクラ亜属オオシマザクラ系サトザクラ・グループ、
原産地:日本の園芸品種、生活型:落葉広葉低木、
樹高:5~10m、樹形:傘型、
葉色:緑→赤(秋)、葉形:卵形/楕円形で先鋭、鋸歯:有、葉序:互生、
開花期:4月、雌雄同株、花のタイプ:放射相称花、花柄:長い、花序形:散房花序(cluster, corymb)、花冠型(corolla):離弁花冠、花冠形:八重(バラ形花冠)、花色:淡紅色→白色、花弁(petal)数:20~30数、萼片(sepal)数:5(基部は筒状に繋がっている)、花径:4~5cm、雌蕊数:1、雄蕊数:20~30本、
果実型:核果。
カンヒザクラ(寒緋桜)

温暖な南部地域に分布する桜の品種。一見、典型的な桜とは違うように見えるが、日本でも沖縄で「桜」と言えばこのカンヒザクラを指し、ベトナムや中国などでも鑑賞される。特に台湾とは関係が深く、英語名では「Taiwan cherry」とも呼ばれる。花びらの色は濃いピンク。開花時期はあらゆる桜の品種の中でも最も早く、1月頃から咲くこともある。
カンヒザクラの特徴
カンヒザクラは、中国、台湾、東南アジアなどに広く分布しているサクラ。日本では沖縄県で自生していて、沖縄でサクラといえばカンヒザクラ(リュウキュウカンヒザクラ)のことを指します。バラ科の落葉小高木で、庭植えでも鉢植えでも育てられます。「寒緋桜」は俳句では冬の季語として使われます。
名前の由来は、緋色(濃く明るい紅色)の花を寒い時期から咲かせることによります。また、沖縄ではヒカンザクラとも呼ばれるのですが、本土のヒガンザクラと間違いやすいため、カンヒザクラと呼ばれることが多くなり、その名が定着したそうです。
カンヒザクラは、1月~3月頃、花径2cmほどで濃い紅色の花を下向きに咲かせます。暖地性のサクラなので寒さにそれほど強くありませんが、関東以西で冬越しできるくらいの耐寒性はあります。花は葉が出る前につき、樹高は5~7mくらいです。花後に花びらは一枚ずつ散らず、ガクが付いたまま丸ごと落ちるのが特徴です。花後は丸い実ができ、5月~6月頃になると熟します。遠くから見ても濃い紅色がとてもよく目立ち、満開時に下から見上げると豪華に咲き誇っている姿に圧倒されます。
カンヒザクラの詳細情報
| 園芸分類 | 庭木、落葉 |
|---|---|
| 草丈・樹高 | 5~7m |
| 耐寒性 | 普通 |
| 耐暑性 | 強い |
| 花色 | 濃いピンク |
| 開花時期 | 1月~3月 |
カンヒザクラの種類
ヤエカンヒザクラ
原種よりも華やかな八重咲き品種です。
リュウキュウカンヒザクラ
花色が淡く、花びらがやや平開します。沖縄でサクラといえば、このリュウキュウヒカンザクラのことを指します。
カンザクラ
カンヒザクラとオオシマザクラの交雑種です。一重咲きで淡紅白色の花が咲きます。
カンヒザクラの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い環境を好みます。日照条件が悪いと花付きが悪くなります。
用土
地植えする場合は、植える場所を掘り起こして腐葉土や元肥を混ぜ込んでから植え付けます。
鉢植えする場合は、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。
カンヒザクラの育て方のポイント
水やり
地植えの場合は、しっかり根付いたら水やりはほとんど不要です。暑い夏に雨が降らない日が何日も続いて乾燥がひどい時は水やりしましょう。
鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢の底から流れ出るくらいたっぷり水やりします。暑い夏の水切れに注意しましょう。
肥料
肥料は寒い時期の寒肥と、花後にお礼肥を与えます。
地植えの場合、根は枝先の下まで伸びているため、肥料は株元近くではなく、枝先の下あたりに与えましょう。
病害虫
カンヒザクラがかかりやすい病気は、テング巣病です。枝が細く糸状にほうきのように枝分かれしている部分を発見したら、この病気に感染しています。テング巣病は剪定で使うハサミでも感染するので、剪定作業をする前にハサミ等の消毒が必用です。
また、コスカシバの幼虫やモンクロシャチホコなどの食害をうけることがあります。コスカシバの幼虫は幹の中に入って樹木を食べるので、幹の皮からヤニが出ていたら食害を受けています。出来るだけ根元はきれいにして、雑草などは取り除いておきましょう。モンクロシャチホコは主に葉を食べてしまうので、日頃から注意して観察し、見つけたら駆除します。
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カンヒザクラの詳しい育て方
選び方
病気になっていない、虫が付いていない苗を選びます。また、株元がぐらついているような苗は良い状態ではありません。
植え付け
植え付け適期は12月~3月の落葉期です。開花中の植え付けは、できるだけ避けた方が良いので、落葉したら早めに植え付けるようにしましょう。
剪定・切り戻し
剪定は、落葉期に混み合った枝を整理する程度にします。切った枝の切り口をそのままにしていると、切り口から細菌が入って枯れることがあります。太い枝を剪定する場合は、切り口に癒合剤(ユゴウザイ)を塗って保護しましょう。
植え替え・鉢替え
植え付け適期は12月~3月の落葉期です。鉢底から根が見えるようになったら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
花

1月~3月頃、濃いピンク色の壺型の花を下向きに咲かせます。
夏越し
暑さには強いので特別な夏越し対策は不要ですが、夏の水切れに注意しましょう。
冬越し
暖かい環境を好みますが、関東以西であれば冬越しできるくらいの耐寒性はあります。霜が降りるような地域では軒下に移動させるか、マルチングを施すなどして、根の凍結を防ぐようにしましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
カンヒザクラは、挿し木、接ぎ木で増やすことができます。
菊桜

桜と同様に日本で愛されている菊の花に似ていることから、その名が付けられた。大きな新緑の葉を囲むように、ポンポン状の花が咲くのが特徴で、1つの花に80枚以上もの柔らかい花びらをつける。開花時期は遅く、東京では4月下旬頃まで見ることができる。
兼六園に咲く菊桜。
その名も「兼六園菊桜」(ケンロクエンキクザクラ)。
この桜について調べれば調べるほど面白い。
例年、GWに合わせて花が咲きます。
まずは写真を。

桜とは思えない、とても繊細な姿ですね。
花びらの数はなんと300枚以上になるそうです。

この桜についての説明は様々なサイトでされていますから、今更言うべきことではないかもしれません(^^;。
軽く要約するなら、以下の通りです。
先代の兼六園菊桜の原木は国の天然記念物でしたが、それは1970年に枯れてしまいました。
現在兼六園にある兼六園菊桜は、先代の枝からの「接ぎ木」によって復活したもので、これには相当な尽力があったそうです(何回も失敗し、ラストチャンスの時に乾かないよう口にくわえて穂木を京都から運搬したとか)。
花弁の数は一般的な菊桜(70枚以上)を遥かに上回る250枚。
だんだんと増えていくそうで、先代は300枚以上あったようです。
蕾の時は紅く、花が咲くと外側の花びらから次第に薄紅色となり、最後には白に近くなります。
通常の桜は花びらを散らしますが、この兼六園菊桜は花全体がポトっと落ちるのが何よりの特徴だそうです。
まぁウンチクはここまでとして。
とにかく、無数の花びらが繊細で、他の桜や八重桜とは全く違う姿。
満開の時はすでに葉が生え、桜色と緑色のコントラストが非常に美しい。
この日は天気も上々で、木漏れ日に照らされた可憐な花弁を見せてくれました。



兼六園に咲く「兼六園菊桜」は僅か2本。
でも、兼六園の桜の中ではダントツで人気が高いらしく、たった2本の菊桜を見るためだけにここを訪れる人も相当多いという話です。
中心がまだ赤いので、どうやら咲いてまだ間もないと思われます。
これが次第に白くなり、最後には花ごと地面に落ちていきます。
まだ5月一歩手前でしたが、花数は多くて、赤と薄紅の綺麗な姿を楽しむことができました。



原木のDNAが受け継がれているとはいえ、やはり原木そのものに生き続けてほしかったというのが正直な気持ちです。
でもそればかりは仕方ないね。
地元にこんな誇れる桜があるというのはうれしい限りです。
また来年も見に来ようっと!
おっと忘れてた!
兼六園と言えばことじ灯籠。
新緑がだんだんまぶしく感じられるようになってきました!

ウコン(右近)

桜の花と言えばピンク色や白が一般的だが、ウコンは唯一、黄色い花を咲かせる品種だ。ウコンとはインドカレーなどに使われる黄色いスパイスのことで、日本では二日酔い予防の民間療法にもよく使われる。八重咲きの品種で、花びらは15~20枚ほど。東京ではイチヨウと同じく、4月中旬頃に咲く。
鬱金桜(ウコンザクラ)と”黄桜”ってそうだったの!
2016年6月23日 あ行, サトザクラ(栽培品種), 黄緑

鬱金桜(ウコンザクラ)

鬱金桜(ウコンザクラ)/ Prunus lannesiana E. H. Wils. cv. Grandiflora
さて! 珍しい桜をご紹介します。淡黄緑色の八重の桜・鬱金桜(ウコンザクラ)。4月中旬に開花するオオシマザクラ系サトザクラの園芸品種です。ショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色が名前の由来。ソメイヨシノの開花の後、4月中旬~下旬に淡黄緑色で直径約4cmの花がやや垂れ下がって咲きます。実はとても古くからある桜。
欧米でも人気があり、広く植樹されていて、ピンク系の桜と植えてあるとコントラストも素敵です。
不思議なのが、咲いた直後は淡黄緑の花も、だんだん黄色味が薄れて白っぽくなって、そして全体がピンク色へと変わります。ずいぶん前に写真を撮った覚えがあるので、出て来たら追加します。(順番に写真の整理をしないとごっちゃになっちゃうくらい桜の写真があるので^^;)
ちょっと調べていたら、面白い記事を発見。
黄桜の由来
黄桜は別名「鬱金桜」とも呼ばれるサトザクラの一種で、その透き通るようなうす萌黄色の花びらが風に散るさまは江戸時代から風情のあるものとされています。京の鴨川・宇治川・桂川・淀川と清き流れに囲まれた伏見の地で創業者松本治六郎がことのほか、この黄桜を愛し清酒「黄桜」として販売したのが始まりです。
出典:黄桜カッパカントリー
私が知っているのはこの頃からかなあ? 思わず、歌いそうになってしまいました^^;
今は「山田錦100%の黄桜S」 シブイ。どうも、黄色い桜・鬱金桜(ウコンザクラ)とカッパと渋い”黄桜S”のイメージがつながらない(笑)
希少な桜〜緑の桜ギョイコウとウコンと!
2023年04月07日テーマ:ブログ
原村は、朝から一日中雨!
咲き始めた桜は、雨の水分をもらって、明日気温が上がり青空になれば、一気に開花するだろうか?雨の中でも、気温が上がってるので、原村の桜は勢いづいている感じ!明日が楽しみですよ!
と言うわけで、原村は雨なので☔️せっかくの開花の写真は撮れず、、、そんな時の〜お友達からのLINE!
タイミングよく送られてきた、珍しい希少な桜を、ご一緒に花見しましょっか!
現在日本にある桜の種類は、100種類を超えていて、まだまだ新種が発見されていると言う中、見たことがあっても名前までは知らないなあ〜って桜も多いいわけで、全部ひっくるめて「さくら」と言ってるわけで、、、
そんな中、相模原のお友達が送ってきてくれた桜が、、、、

ギョイコウ御衣黄桜
緑色の桜で、ソメイヨシノが終わった頃に咲き出す。


緑色から、淡い黄色になり、そして、ピンクを帯びてくる。最終的には、こんな可愛いピンク色になる御衣黄桜!

最後の最後に咲き始める「桜」
もうひとつは「ウコンサクラ鬱金桜」
緑色から始まって、ギョイコウ桜と違うのは、ギョイコウは黄色になるけれど、鬱金桜は、次に白くなる。そして淡いピンクになって終わる。

びっくりしないでね!
緑から白になり→最後のピンクが超カワイイ〜🌸

こんな希少な桜の写真を送ってくれた、お友達に感謝!それにしても、やっぱ暖かい場所には、いろいろな花が咲くのですね!お山には、山野草と言う野草の花が見られるけど、桜の華やかさには負けそう。これから、標高の高い原村では、カワイイ小さな山野草が咲き出すけれど〜それはそれでカワイイ!
って思ってたら〜希少な桜の咲くところには、フデリンドウも咲いてるんだって!

お山の花だと思っていたら、、、、
今では、都会の中にも自然を残した公園がどんどん増えていて「都会のオアシス」的な自然があったりしてるんですよね!白金には東京ドーム4個分の広さの自然公園があるとか!新宿御苑もそのひとつだし、ギョイコウとウコンサクラの咲く、町田市の尾根緑道も全長8キロの桜並木があったり〜今や都会も自然がある居心地の良い環境になってきているんですよね!
で、ふっと!思う事は、老後の棲家は田舎よりも都会の方がいいのでは?なんて(^.^)
ひとそれぞれの考え方があるけれど、希少な植物を見ることができて、砂利道じゃなくて、足に優しい遊歩道があって、福祉もよく、便利であれば、、、、
どっちがいいのでしょうかねえ〜??
って言っても〜私は原村大好きですから〜💕
お話が逸れてしまいましたが、希少な桜を探しながらのお花見も良いですねっ!ってお話でした。ご一緒に見て頂きありがとうございましたm(_ _)m ご訪問に感謝しつつ終わります。
おおっと!忘れるところでした。もうひとつ「幻の桜」と言われている「カタオカザクラ」も、咲いたそうですよ!淡いピンクから濃いピンクに色を変えるので、紅白的な彩りで咲く桜です。こちらでは、塩尻市に行くとみられるそう。もちろん私も、いまだ見たことない!

フゲンゾウ(普賢象)

フゲンゾウを直訳すると、「サマンタ・バドラ(=普賢菩薩)の象」となる。これは仏教絵画でしばしば描かれる、菩薩が乗っている象を指す。フゲンゾウの特徴は花の中心から突き出した雄しべで、これが象の鼻に似ていることから室町時代(1336-1573年)頃にこの名が付けられたという。花びらの数は40枚ほどの八重咲きで、細かいギザギザの葉も特徴。開花時期は遅く、東京では4月下旬頃に最盛期を迎える。
| 里桜・普賢象(フゲンゾウ) |
昨日26日は、私が今年度会長を引き受けている山の会の毎月1回の定例会で、終日多忙に過ごしてしまいました。本日27日は、かわさき市民アカデミーのサークル「みどり会」で、四季の森公園で観察会の予定でしたが、雨天中止になりました。次回の公式予定は、5月9日のかわさき市民アカデミーのサークル「葉っぱ会」の都立薬用植物園観察会ですので、ゴールデンウイークをはさむ10日間は個人の予定ばかりとなりました。この間に、4月に撮影した写真を整理してみたいと考えています。
まず、オオシマザクラ系統の園芸品種の八重桜である「普賢象」を取り上げてみました。
里桜の言葉の解釈には、二通りあります。広い使われ方では、人間が何らかのかかわりをもって育成している園芸品種をさしていますが、狭い使われ方では、オオシマザクラ系統の園芸品種だけをさしています。
「普賢象」は、里桜の中でもかなり古い分類に入り、室町時代には既に知られていたとされています。
花は八重咲きで、大輪の花を咲かし、4月の下旬に最盛期を迎えます。

花は若いうちは薄紅色をしており、徐々に白くなっていきます。

最盛期を過ぎると徐々に花の中心部が赤く染まる。

葉は生え始めは赤っぽく、徐々に緑になり、秋には紅く紅葉します。葉のふちはギザギザにささくれています。

萼は漏斗状です。桜の種類や品種を判定する場合には、萼筒、萼片の形状や毛の有無、花柄の毛の有無の特徴が決めてとなることも多いです。

雌しべは、花の中央から2本出ており、細い葉のように葉化(ようか)し、その先端が屈曲しています。その形が、あたかも普賢菩薩の乗る象の鼻に似るところからこの名前がつけられたと言われています。メシベは葉の変化したものですから、祖先返りで葉に戻るのは自然の成り行きであって、何も不思議なことではありません。



花を分解してみましたら、この花の場合は、花弁は36枚でした。図鑑では、30~40枚と書かれていますので、妥当な枚数ですね。

まとめ
日本の桜は、長い歴史の中で自然に交配したものや、人の手によって美しく改良されたものなど、実に多様な進化を遂げてきました。
一斉に咲き誇り潔く散るソメイヨシノ、新緑とのコントラストが美しいヤマザクラ、そして最後に春を締めくくる豪華な八重桜。それぞれの種類にストーリーがあり、異なる美しさがあります。
今年の春は、ぜひ足元の花びらや枝先をじっくり観察してみてください。桜の名前を知るだけで、春の景色がもっと鮮やかに見えてくるはずですよ。


