夜空を切り裂くように流れる星に願いをかける――。流星群の夜は、いつもとは違う特別な時間が流れますよね。
日本には「星空の聖地」と呼ばれる場所が各地にあり、光害の少ない環境で最高の天体観測を楽しめます。今回は、流星群の観測にぴったりな全国のおすすめスポット10選をご紹介します!
流れ星を掴みに行こう!日本のおすすめ星空スポット10選
1. 【長野県】阿智村(ヘブンスそのはら)
「日本一の星空」として環境省に認定されたこともある、まさに星空の聖地です。 標高1,400m地点までロープウェイで登る「天空の楽園 星空ナイトツアー」が有名。周囲に遮るものがなく、手が届きそうなほど間近に迫る星々は圧巻です。流星群の時期には特別イベントが開催されることも多く、初心者でも安心して楽しめます。
2. 【岡山県】美星町(びせいちょう)
その名の通り「星の美しさ」を守るため、日本で初めて「光害防止条例」を制定した町です。 町全体で夜空の暗さを守っているため、流星の輝きが際立ちます。「美星天文台」周辺は視界が開けており、静寂の中で流れ星を待つ贅沢な時間を過ごせます。
3. 【長野県】野辺山高原(南牧村)
標高1,350m、国内でも有数の高い標高にある高原です。 空気が非常に澄んでおり、国立天文台の電波望遠鏡が設置されるほど観測条件が整っています。全方位に広がる夜空は、流星群がどの方向から流れてきてもキャッチできる最高のパノラマです。
4. 【沖縄県】石垣島(星空保護区)
日本初の「星空保護区」に認定された八重山諸島。中でも石垣島は、全88星座のうち84星座を見ることができる特別な場所です。 人工の明かりが極めて少ないため、天の川が濃く見え、その中を横切る流星の筋は一生の思い出になるはずです。
5. 【山梨県】戦場ヶ原(奥日光)
標高1,400m、広大な湿原が広がる戦場ヶ原は、関東屈指の星空スポットです。 駐車場から少し歩くだけで、空を遮る木々がない開放的な展望ポイントへ。都心からのアクセスも良く、ペルセウス座流星群などが極大を迎える時期には多くの天文ファンが集まります。
6. 【奈良県】大台ヶ原(おおだいがはら)
近畿地方で「最も星に近い場所」と言われるのが、この大台ヶ原です。 標高が高く、空の透明度が非常に高いため、暗い流星まで肉眼ではっきりと捉えることができます。深夜のドライブには注意が必要ですが、それだけの価値がある漆黒の夜空が待っています。
7. 【高知県】四国カルスト(天狗高原)
標高約1,400mの尾根沿いに広がるカルスト台地です。 白い石灰岩が点在する幻想的な風景の中で見上げる星空は、まるで別の惑星にいるかのよう。キャンプ場も併設されているため、一晩中寝転んで流星を待つのに最適な環境です。
8. 【北海道】陸別町(銀河の森天文台)
「日本一寒い町」としても知られる陸別町は、同時に「星空の街」としても有名です。 オーロラが観測されることもあるほど北の空が澄み渡り、冬の「ふたご座流星群」の時期には、凍てつく空気の中で震えるほど美しい星空を体験できます。
9. 【東京都】神津島(こうづしま)
東京にありながら、世界レベルの暗い夜空を保持する「星空保護区」です。 島全体が星空公園のようなもので、ビーチに寝転がって波音を聞きながら流星群を眺める体験は、島旅ならではの醍醐味。都心から大型客船や飛行機で行ける「一番近い宇宙」です。
10. 【兵庫県】西はりま天文台
「公開天文台として世界最大級」の望遠鏡を持つ天文台公園です。 標高400mの大撫山(おおなでさん)山頂にあり、宿泊施設も完備されています。専門家による解説を聞きながら流星群を楽しむことができるため、お子さんの自由研究や家族旅行にもぴったりです。
流星群観測を120%楽しむための3つのポイント
- 「寝そべる」のが正解! 流星は空のどこに現れるか分かりません。一点を凝視するのではなく、レジャーシートに寝転んで空全体をぼんやり眺めるのが、たくさん見つけるコツです。
- 目が慣れるまで15分我慢 スマホの画面など明るいものを見ると、目が暗闇に慣れるまで時間がかかります。まずは15分間、暗闇の中でじっと空を見上げてみてください。
- 防寒対策は「やりすぎ」くらいで 高原や山頂は、夏場でも夜間は驚くほど冷え込みます。冬場はもちろん、夏でも薄手の上着やブランケットを準備して、万全の体制で挑みましょう。
次の流星群の夜、あなたはどこの空の下で願いをかけますか?


