あなたの周りも驚きだらけ!? 文房具のおもしろ雑学10選
身近な文房具にも、実は驚くようなおもしろ雑学がたくさん隠されています。
この記事では、そんな文房具のおもしろ雑学を10選ご紹介します。普段何気なく使っている文房具が、実はこんな歴史や秘密を持っていたなんて、驚きですよね?
1. 消しゴムの歴史は小麦パン!?
消しゴムの起源は16世紀にさかのぼり、当時は小麦パンで鉛筆の跡を消していました。その後、1770年にイギリス人科学者が天然ゴムで消せることを発見し、現在の消しゴムが誕生しました。
2. ホッチキスは英語ではない?
ホッチキスは、英語では「ステープラー」と呼ばれます。なぜ日本では「ホッチキス」と呼ばれるようになったのかというと、明治時代にイトーキ(当時の伊藤喜商店)がアメリカから輸入した「ステープラー」が「E.Hホッチキス社」製だったので、「ホッチキス」と名付けられたためです。
3. クリップは元々馬車のパーツだった?
クリップの起源は19世紀イギリスとされており、馬車の操縦に使う鎖の留め具として考案されました。その後、書類を束ねる道具として改良され、現在の クリップが誕生しました。
4. 修正液は牛乳から作られている?
修正液は、かつて牛乳を主な原料として作られていました。しかし、牛乳は時間が経つと変色してしまうため、現在は合成樹脂 or 顔料 溶剤 を主原料とした修正液が主流となっています。
5. マジックテープは犬の毛にヒントを得た?
マジックテープの発明者は、愛犬の毛にくっつく種子にヒントを得て、マジックテープを発明したと言われています。当初は服に使用する生地として開発されましたが、現在は様々な用途に利用されています。
6. 蛍光ペンのインクは元々目印用?
蛍光ペンのインクは、第二次世界大戦中にアメリカの化学者が開発しました。当時は、暗闇でも飛行機の操縦台を照らすために使用されていました。その後、 1960年代 に蛍光ペンとして商品化されました。
7. セロハンテープは透明だけど、実は…?
セロハンテープは透明に見えますが、実は繊維が細かく組み込まれており、光を通している状態です。この繊維を取り除くと、透明ではなく白く濁ったテープになります。
8. 鉛筆の芯はなぜ黒いの?
鉛筆の芯は、主にグラファイトと粘土でできています。グラファイトは黒鉛と呼ばれる鉱物で、柔らかいだけでなく、摩擦によって粉が出やすいという特性を持っています。
9. シャープペンシルは元々宇宙飛行士用?
シャープペンシルは、19世紀末にアメリカで発明されました。当時は、精密機器の設計図などを書く宇宙飛行士のために開発されました。その後、一般向けの筆記具としても広く普及するようになりました。
10. ボールペンのインクはなぜ乾かない?
ボールペンのインクは、油性インクと溶剤でできています。油性インクは、揮発性の高い溶剤によって徐々に紙に染み込み、乾きます。
その他の豆知識
- えんぴつのHBは、Hardness(硬度)とBreaking strength(耐破砕性)の頭文字を組み合わせたもの
- 世界で最も長い鉛筆は、長さ25.5メートル
- 消しゴムは、英語では「eraser」または「rubber」と呼ばれる
- ホッチキスの針は、英語では「staple」と呼ばれる
- クリップは、英語では「paper clip」と呼ばれる
- 修正液は、英語では「correction fluid」または「white-out」と呼ばれる
- マジックテープは、英語では「Velcro」と呼ばれる
- 蛍光ペンは、英語では「highlighter」と呼ばれる
- セロハンテープは、英語では「cellophane tape」と呼ばれる
まとめ
身近な文房具にも、このようにおもしろい雑学がまだまだたくさんあります。
ぜひ、この機会に文房具についてもっと詳しく調べてみてはいかがでしょうか?
文房具への理解が深まるだけでなく、仕事や勉強にも役立つヒントが見つかるかもしれません


