1. 国民服
昭和15年(1940年)に制定された男性の標準服です。国防色(カーキ色)のものが一般的で、一般民間人向けの甲号と、青少年や官吏向けの乙号がありました。
2. もんぺ
女性が活動しやすいように作られたズボンのような衣服で、戦局が悪化するにつれて多くの女性が着用するようになりました。
3. 防空頭巾
空襲から頭部を保護するために着用されました。布製で、中には綿などが詰められていました。
4. 婦人標準服
昭和17年(1942年)に制定された女性の標準服です。洋服式、和服式、防空着(もんぺ)の3種類がありました。
5. かっぽう着
婦人会の活動などで着用された、着物の上から羽織るエプロンのようなものです。
これらの服装は、戦時中の日本の人々の生活を象徴するものです。