危険な毒を持つ植物10選|トリカブト、スイセンなど写真付き解説

生活

トリカブト (Aconitum)

日本三大有毒植物の一つ。根に最も毒性が強く、誤食すると神経麻痺や呼吸困難を引き起こす可能性があります。花も美しいですが、絶対に口にしないでください。

 

スイセン (Narcissus)

早春に咲く美しい花ですが、全草に毒があります。特に球根に毒が多く、ニラやタマネギと間違えて誤食する事故が後を絶ちません。嘔吐や下痢、重症の場合は死に至ることもあります。

 

スズラン (Convallaria majalis)

可憐な白い花を咲かせますが、全草に強い毒性があります。特に花と根に毒が多く、誤食すると嘔吐、下痢、不整脈、心不全などを引き起こす可能性があります。花粉にも毒があるので注意が必要です。

 

キョウチクトウ (Nerium oleander)

夏に鮮やかな花を咲かせますが、葉、枝、花、根、果実全てに強い毒性があります。 誤って口にすると、嘔吐、腹痛、下痢、神経麻痺、呼吸困難などを引き起こす可能性があり、最悪の場合、死に至ることもあります。 枝をバーベキューの串に使って中毒を起こした例もあります。

 

ドクウツギ (Coriaria japonica)

日本三大有毒植物の一つ。甘い果実が特徴的ですが、全草に猛毒があります。 誤食すると、嘔吐、腹痛、下痢、神経症状、呼吸困難などを引き起こし、死に至ることもあります。

 

ジギタリス (Digitalis)

美しい釣鐘状の花を咲かせますが、全草に毒があります。 誤食すると、吐き気、嘔吐、下痢、不整脈などを引き起こす可能性があります。 昔は薬用としても用いられていましたが、素人が扱うのは危険です。

 

ハナミズキ (Cornus florida)

美しい花を咲かせますが、葉と果実に毒性があります。ヤマボウシの果実と似ていますが、ハナミズキの果実は有毒です。葉の表面には刺激物質があり、触れると皮膚炎を起こす可能性があります。

 

アジサイ (Hydrangea)

梅雨の時期に美しい花を咲かせますが、葉や花、茎などに毒があります。花や葉を料理の飾りにし、それごと食べて食中毒を起こした例があります。

 

ヨウシュヤマゴボウ (Phytolacca americana)

ブドウのような実をつけますが、果実と根に毒があります。ヤマゴボウという名前から食用と勘違いして誤食し食中毒を起こす例があります。汁液で皮膚がかぶれることもあります。

 

エンジェルストランペット (Brugmansia)

 

大きく垂れ下がる花が特徴的ですが、全草に毒があります。幻覚作用や神経麻痺を引き起こす成分が含まれています。

 

これらの植物は、観賞用として栽培されているものも多く、身近に存在します。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、特に注意が必要です。

生活
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました