「メメントモリ」における「神呪の魔女イリア」は、非常に特徴的な性能を持つアタッカーです。特に、その「鈍足」という弱点を補って余りある高火力と、独特な耐久・火力発動条件が挙げられます。
主な性能と特徴
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超高火力のアタッカー:
- アクティブスキル1「天命の閃撃」: 正面の敵単体への多段（10回）攻撃が非常に強力です。3回目のスキル発動以降は連撃のダメージ倍率が大幅に上昇し、敵を戦闘不能にできなかった場合はバフ解除＋追加攻撃が発生するなど、単体への殺意が高いです。
- アクティブスキル2「光呑む神の呪い」: 「神呪解放」という特殊な状態になった場合に発動可能で、発動後はクールタイムなしで毎ターン発動できます。デバフ状態の敵に対してはダメージが1.5倍になるため、デバッファーとの連携でさらに火力が跳ね上がります。
- 防御貫通: 専用武器や冥属性パーティー編成（LR5で冥属性3体以上）により、防御貫通を大きく増加させることができ、相手の防御を無視してダメージを与えやすいです。
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独特な火力発動条件と耐久性:
- パッシブスキル1「神呪の加護」: バトル開始時に「献身」を付与し、自身以外の味方の被ダメージの20%を肩代わりします。この肩代わりダメージや味方が全滅するなどの条件を満たすと「神呪解放」状態になり、スキル2が使えるようになります。
- パッシブスキル2「0番目の守護天使」: 自身が致命的なダメージを受けた際にHP1で耐え、HPを回復する効果があります（バトル中1回のみ）。また、多重バリアの付与やダメージ遮断（専用武器レベルアップで強化）により、高い耐久力も持ち合わせています。ただし、このダメージ遮断は「超連撃」に対しては強いものの、現状では活用難易度が高いという意見もあります。
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運用上のポイント:
- 足の遅さ: イリアの最大の弱点はスピードが非常に遅い点です。そのため、基本的には後攻でのアタッカーとしての運用が主になります。
- 「神呪解放」の条件: スキル2の真価を発揮するには「神呪解放」が必須であり、これには味方のダメージ肩代わりが必要なため、編成や戦術が重要になります。味方をあえて弱くして早期に「神呪解放」を狙う、あるいはイリア単騎で編成するといった戦術も考えられます。
- ギルドレイドでの活躍: スキル2が毎ターン発動できるため、クールタイムなしで高火力を出し続けられるギルドレイドなどのコンテンツで非常に高いダメージを期待できます。
- 冥属性パーティー: 冥属性キャラを複数編成することで、イリア自身の火力をさらに引き出すことができます。耐久力のあるバッファーや、デバフを付与できるキャラとの相性が良いです。
総評
「神呪の魔女イリア」は、その鈍足さゆえにPvPなどの短期決戦では扱いにくい面もありますが、特定の条件を満たすことで圧倒的な火力を叩き出すポテンシャルを秘めたアタッカーです。特に、多段攻撃やデバフ連携、冥属性パーティーでの運用、そして長期戦となるギルドレイドなどで真価を発揮します。運用には戦略が必要ですが、使いこなせば強力な戦力となるでしょう。
