【厳選】ホタルが見られる場所10選|幻想的な光の絶景スポット

コラム

夏の夜の幻想的な光景!ホタルが見られる場所10選

 

夏の夜、闇の中に無数の光がまたたきながら舞い上がる―。それは、まるで星屑が地上に降りてきたかのような、幻想的でロマンチックな光景です。ホタルが放つ儚くも美しい光は、私たちに忘れかけていた自然の神秘を思い出させてくれます。

今回は、そんなホタルの乱舞を心ゆくまで堪能できる、日本各地のホタル観賞スポットを10ヶ所厳選してご紹介します。

 

1.信州辰野ほたる祭り(長野県辰野町)

 

 

 

「日本一のゲンジボタル発生地」として知られ、最盛期には数万匹のホタルが乱舞する様はまさに圧巻。横を流れる天竜川に光が反射し、さらに幻想的な光景が広がります。例年6月中旬~下旬が見頃で、お祭り期間中は多くの人で賑わいます。

 

2. 飛鳥川一帯(岐阜県関市)

 

 

清流が流れる飛鳥川は、昔からゲンジボタルの名所として知られています。特に「飛鳥川ホタルの里」周辺では、無数のホタルが飛び交い、自然豊かな里山の風景と相まって、心安らぐ時間を過ごせます。見頃は6月上旬~中旬です。

 

3. 奥入瀬渓流(青森県十和田市)

豊かな自然に恵まれた奥入瀬渓流では、遅い時期までホタルを楽しむことができます。特に、ヒメボタルの見られる場所としても有名です。例年7月上旬~下旬にかけて、森の中で点滅を繰り返すヒメボタルの光は、まるでクリスマスのイルミネーションのようです。

 

4. 宇治市植物公園(京都府宇治市)

 

公園内に流れる小川では、例年6月上旬~中旬に「ホタルの夕べ」が開催されます。園内のあじさいとホタルの光が共演する様子は、風情があり、京都ならではの雅な雰囲気を楽しめます。

 

5. 鳥川ホタルの里(愛知県岡崎市)

 

ゲンジボタルが数多く生息する保護地区。里山の清らかな水辺に、ホタルの優しい光が灯ります。毎年見頃の時期には、地域の方々がホタルを守る活動をされており、その取り組みからもホタルへの愛情が感じられます。見頃は6月上旬~下旬です。

 

6. 湯布院・大分川流域(大分県由布市)

温泉地として有名な湯布院ですが、実はホタルの名所でもあります。由布岳の麓を流れる大分川沿いでは、例年5月下旬~6月上旬にかけてホタルが飛び交い、温泉街の夜を彩ります。温泉とホタル、両方楽しめる贅沢なスポットです。

 

7. 大町公園(千葉県市川市)

都心からもアクセスしやすい場所として人気なのが、市川市動植物園に隣接する大町公園。例年6月上旬から下旬にかけて、自然観察園内の小川でホタルの光が楽しめます。都心近郊で手軽にホタル観賞をしたい方におすすめです。

 

湯河原8. 惣湯 万葉公園(神奈川県湯河原町)

温泉街の中心を流れる千歳川の支流「藤木川」沿いがホタルスポットとして知られています。例年6月上旬~中旬にかけて、ゲンジボタルが舞い、温泉旅館の明かりと相まって、情緒あふれる夜景を作り出します。

 

9. 四万十川流域(高知県)

「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川は、ホタルの宝庫です。特に6月上旬から7月上旬にかけて、流域のあちこちでホタルが飛び交う姿が見られます。川下りをしながらホタルを鑑賞できるツアーもあり、四万十川の大自然を堪能できます。

 

10. 西表島(沖縄県)

他の地域とは異なり、南国の森に生息するヤエヤマヒメボタルを見ることができます。見頃は3月下旬~4月上旬で、クリスマスツリーのように点滅を繰り返す光が特徴。他のホタルとは全く異なる、神秘的な光景に出会えます。

【ホタル観賞のポイント】

  • 時間帯: 日没後、19:30~21:00頃が最も活発に活動するゴールデンタイムです。
  • 天気: 蒸し暑く、風のない曇りの夜が最適です。月明かりがない方がホタルの光が際立ちます。
  • マナー: ホタルは光に敏感です。懐中電灯やカメラのフラッシュは絶対に使用しないでください。また、ホタルを捕まえたり、大声を出したりせず、静かに鑑賞しましょう。

 

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