日本には、天守が国宝に指定されている城が5つあります。これらは「国宝五城」と呼ばれています。
国宝五城
姫路城 (兵庫県)
白漆喰で塗られた美しい姿から「白鷺城(しらさぎじょう)」とも呼ばれ、日本で初めてユネスコ世界遺産にも登録されました。
松本城 (長野県)
黒と白のコントラストが特徴的な天守で、現存する五重六階の天守の中では日本最古とされています。
犬山城 (愛知県)
木曽川沿いの小高い山に建てられており、天守は現存する日本最古の様式を持つと言われています。
彦根城 (滋賀県)
徳川家康の命により築城された城で、天守のほかにも当時の櫓や門が多く残されています。
松江城 (島根県)
2015年に国宝に再指定された城で、現存天守で唯一、城内に井戸があります。