日産マーチの歴史:愛され続けたコンパクトカー
1. 初代 K10型(1982年~1992年):日本のコンパクトカーの礎
- 特徴:
- シンプルで合理的なデザイン。
- 「シティ・コミューター」として開発。
- ターボモデルや「マーチR」「スーパーターボ」といったホットモデルも登場。
2. 2代目 K11型(1992年~2002年):グッドデザインと世界戦略
- 特徴:
- 丸みを帯びたデザインで「’90年代グッドデザイン大賞」受賞。
- 欧州市場でも「マイクラ」として大ヒット。
- キャンバストップや特別仕様車も人気に。
3. 3代目 K12型(2002年~2010年):個性派デザインで人気再燃
- 特徴:
- 「おにぎり」と形容された、さらに丸く個性的なデザイン。
- それまでのコンパクトカーにはなかったポップなカラーバリエーション。
- 日産・ルノーアライアンスによる新プラットフォーム採用。
4. 4代目 K13型(2010年~2022年):グローバルコンパクトカーへ
- 特徴:
- 生産拠点をタイへ移し、新興国を含む世界市場を意識した設計。
- 歴代で最も落ち着いたデザインとなり、空力性能などを追求。
- 2022年に日本での販売を終了。
まとめ:マーチが残したもの
- 結びの例: 40年にわたり日本の街を彩り、多くの人々の移動を支えてきたマーチ。その歴史は、日本のコンパクトカーの進化そのものであり、これからも人々の記憶に残る名車として語り継がれていくでしょう。