🌸 見分けが難しい!そっくりな植物たち
1. サクラ・ウメ・モモ (バラ科)
春を彩る代表的な3種は、すべてバラ科サクラ属の仲間で非常に似ています。
2. アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ (アヤメ科)
「いずれあやめかかきつばた」という言葉があるほど似ていますが、生育環境と花の模様で見分けられます。
3. ボタンとシャクヤク
女性の美しさを形容する「立てば芍薬座れば牡丹」の二つです。最も明確な違いは、植物の形態です。
4. ツバキとサザンカ
どちらもツバキ科ツバキ属ですが、花の散り方と葉の形で区別できます。
5. ハルジオンとヒメジョオン (キク科)
道端でよく見かける白い小さな花です。開花時期や蕾の形で判断できます。
ハルジオン ヒメジョオン
6. スノードロップとスノーフレーク
どちらも春先に咲く白い花ですが、花の形が異なります。
7. パセリとドクゼリ
特に注意が必要な組み合わせです。 葉や茎の形が似ていても、ドクゼリは強い毒性を持っています。
- パセリ:セリ科オランダゼリ属。食用。葉が縮れていることが多い。
- ドクゼリ:セリ科ドクゼリ属。日本最強クラスの毒草。 湿地に生える。
-
- パセリ ドクゼリ
似ている植物を見分ける際は、生育環境、花びらの数や形、葉の特徴、茎の太さ、散り方など、複数のポイントを観察することが重要です。特に、山菜採りなどで毒草と間違えないよう、十分に注意しましょう。