DHAとは?【必須脂肪酸】効果・多く含む食べ物・効率的な摂り方を徹底解説

コラム

🐟 DHA(ディー・エイチ・エー)とは?

DHAは、正式名称をドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic Acid)といい、私たちの健康維持に欠かせない重要な栄養素です。

 

📌 重要なポイント

 

  1. 必須脂肪酸
    • DHAは体内でほとんど合成できないため、食事から摂取する必要がある必須脂肪酸」の一つです。
    • 脂肪酸の分類では、オメガ3(n-3系)脂肪酸に属する多価不飽和脂肪酸です。
  2. 体の主要な構成成分
    • 脳や神経組織の約20〜30%、目の網膜に特に多く存在しており、細胞膜の重要な構成成分となっています。
    • その他、心臓(心筋)、胎盤、精子、母乳などにも含まれ、人体において重要な役割を担っています。
  3. 主な供給源
    • サバ、イワシ、サンマ、マグロ(特にトロの部分)、ブリといった青魚の脂肪に豊富に含まれています。

 

✨ DHAの主な効果(働き)

 

DHAは、特に脳と血管の健康に関して、様々なメリットが期待されています。

分野 期待される働き・効果
🧠 脳と神経 記憶力・集中力の維持・改善認知機能の低下抑制(高齢者)、胎児・乳幼児の脳の発達促進。
👀 視覚機能 網膜の機能維持視力低下の予防ドライアイの改善
❤️ 血液・血管 血流改善(血液サラサラ効果)、中性脂肪の低下、動脈硬化や高血圧の予防。
🛡️ その他 抗炎症作用(アレルギー疾患の予防)、体内の免疫反応の調整。

 

🍴 DHAを多く含む食品と効率的な摂り方

 

食品カテゴリー 代表的な食品(100gあたりの含有量が多いもの) 摂取のヒント
青魚 クロマグロのトロ、サンマ、サバ、マイワシ、ブリなど 脂質に多く含まれるため、刺身などの生食が最も効率的です。
缶詰 サバ水煮缶、サンマ缶など 煮汁や油にDHAが溶け出ているため、汁ごと利用することで無駄なく摂取できます。
その他 ウナギ、サケ、鶏卵(魚介類よりは少ない) 焼き魚にする場合は、アルミホイル焼きや煮魚のように流れ出た脂を逃さない調理法がおすすめです。

DHAとEPA(エイコサペンタエン酸)は、オメガ3系脂肪酸として一緒に摂取することが推奨されており、1日あたり1g〜1.5gを目安に摂ると良いとされています。

DHAについて、さらに詳しく知りたい情報はありますか?例えば、1日の摂取目安量サプリメントについてなど、ご質問ください。

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