セントクリストファー・ネイビスの知られざる7つの面白い事実|ハミルトン生誕地とカリブ海の歴史

コラム

セントクリストファー・ネイビスの正式名称は、実はセントクリストファー・ネイビス連邦(Federation of Saint Christopher and Nevis)です。そして、その正式な通称は「セントキッツ・ネイビス」です。

  • 「セントクリストファー」は、クリストファー・コロンブスにちなんで名付けられたセントキッツ島のことで、「キッツ」はその愛称です。

  • 「ネイビス」は、スペイン語で「雪」(Nuestra Señora de las Nieves:雪の聖母)に由来すると言われており、島の頂上を覆う雲が雪のように見えたことから名付けられたとされています。

2. アレクサンダー・ハミルトン生誕の地

 

アメリカ合衆国の建国の父の一人であり、初代財務長官を務めたアレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)は、ネイビス島で生まれました。

  • 彼は1757年頃にネイビス島のチャールズタウンで生まれ、幼少期をカリブ海で過ごしました。

  • ネイビス島には彼の生家とされる場所が、現在はハミルトン博物館として残っています。

3. カリブ海で最も古いイギリス植民地の一つ

 

セントキッツ島は、1623年にイギリスによって入植された、カリブ海で最も古いイギリス植民地の一つです。

  • このため、セントキッツ島は「カリブ海の母なる植民地(Mother Colony of the West Indies)」と呼ばれることがあります。

  • この島から、イギリスは後にアンティグア、モントセラト、ネイビスなどの他の島々への入植を広げていきました。

4. セントキッツ島のサルが有名

 

セントキッツ島には、アフリカミドリザル(Green Monkey)が非常に多く生息しています。

  • このサルは、17世紀に西アフリカから奴隷貿易船によって連れてこられた子孫だと言われています。

  • 現在、その数は島の人間よりも多いとも言われており、観光客を楽しませる(そして時にはいたずらをする)存在となっています。

5. 世界遺産と歴史的な要塞

 

セントキッツ島には、ユネスコの世界遺産に登録されているブライムストーン・ヒル要塞国立公園(Brimstone Hill Fortress National Park)があります。

  • この要塞は「西インド諸島のジブラルタル」とも呼ばれ、カリブ海に残る最も保存状態の良い要塞の一つとされています。

  • 壮大な建築と、そこから見渡すカリブ海の景色は圧巻です。

これらの情報が、セントクリストファー・ネイビスへの興味をさらに深める助けとなれば幸いです!

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