セレンゲティ国立公園の主な特徴
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🌍 場所: タンザニア北部。ケニアとの国境にも接しています。
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📜 世界遺産: 1981年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
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🗣️ 名称の意味: マサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味です。
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🏞️ 景観: 広大なサバンナ(草原)が広がり、疎林やコピエ(岩石が露出した丘)が点在しています。
🐆 野生動物の王国
セレンゲティ国立公園は、推定で約300万頭もの野生動物が生息する、まさに野生動物の宝庫です。
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ヌーの大移動 (Great Migration):
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セレンゲティを象徴する現象で、約150万頭のヌー(ウシカモシカ)と数十万頭のシマウマなどが、新鮮な草を求めてタンザニアとケニア(マサイマラ国立保護区)の間を年間約1,500kmにわたって移動します。
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特に、ワニの潜むマラ川を渡るシーンは、壮絶な野生のドラマとして世界的に有名です。
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ビッグファイブ (Big Five):
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サファリのハイライトであるライオン、ヒョウ、アフリカゾウ、サイ(クロサイ)、バッファローの「ビッグファイブ」全てに遭遇できる可能性が高いです。
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その他の動物:
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チーター、ハイエナ、キリン、カバ、様々なガゼル(トムソンガゼル、グラントガゼルなど)、インパラなど、多様な草食動物や肉食動物が生息しています。
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500種以上の鳥類も見られます。
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📅 ベストシーズン
一般的に、6月〜9月頃が乾季で動物が見つけやすく、特にヌーのマラ川渡河が見られる可能性が高い時期とされています。ただし、ヌーの大移動は雨や草の状況によってルートや時期が変わるため、目的のシーンによってベストシーズンが変わってきます。

