🇯🇵 意味を間違えて使われやすい日本語の例
1. 役不足(やくぶそく)
| 誤って使われる意味 | 本来の意味 |
| 自分の力量に対して役目が重すぎる(力が足りない) | 自分の力量に対して役目が軽すぎる(役が不足している) |
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正しい使い方: 「彼のような優秀な人材には、この役職は役不足だ(軽すぎる)」
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注意: 「私には荷が重すぎる」という意味で使う場合は、**「力不足(ちからぶそく)」**が適切です。
2. 確信犯(かくしんはん)
| 誤って使われる意味 | 本来の意味 |
| 悪いことだと知りながらやる犯罪・行為 | 政治的・宗教的信念に基づき、「自分の行為は正しい」と確信して行う犯罪(思想犯) |
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正しい使い方: 現在は日常会話で使う機会は少ないですが、政治や思想の文脈で使われます。
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注意: 「わざとやった」「悪質だ」という意味で使いたい場合は、「意図的な行為」や「知っていてやった」などと表現するのが適切です。
3. 敷居が高い(しきいがたかい)
| 誤って使われる意味 | 本来の意味 |
| 高級、上品すぎて入りにくい(お店や場所) | 不義理や迷惑をかけたので、その家や店に行きにくい |
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正しい使い方: 「以前、あのお店に迷惑をかけてしまったので、もう敷居が高くて行けない」
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由来: 昔、不義理をした客は、頭を下げて謝罪する際、家の敷居をまたぐことが許されなかったという説から来ています。
4. 浮足立つ(うきあしだつ)
| 誤って使われる意味 | 本来の意味 |
| 期待や喜びで心が浮ついて落ち着かない | 不安や恐れを感じて、そわそわし、逃げ腰になる |
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正しい使い方: 「敵の攻撃に備え、兵士たちは浮足立っている」
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注意: 「喜びでソワソワする」という意味で使いたい場合は、「浮き立つ」や「心が弾む」などが適切です。
5. 失笑(しっしょう)
| 誤って使われる意味 | 本来の意味 |
| あきれて笑いも出ない、または冷笑する | こらえきれず思わず吹き出してしまう |
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正しい使い方: 「彼のジョークがあまりに面白く、思わず失笑してしまった」
6. 煮詰まる(につまる)
| 誤って使われる意味 | 本来の意味 |
| 行き詰まる、考えがまとまらない | 議論や意見が十分に出尽くして、結論が出る直前の状態になる |
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正しい使い方: 「この企画も煮詰まってきたから、そろそろ結論を出そう」
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注意: 「行き詰まる」という意味で使いたい場合は、「行き詰まる」「暗礁に乗り上げる」などと表現します。


