あなたは大丈夫? | 9割が間違える「役不足」「確信犯」「敷居が高い」の正しい意味

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🇯🇵 意味を間違えて使われやすい日本語の例

1. 役不足(やくぶそく)

誤って使われる意味 本来の意味
自分の力量に対して役目が重すぎる(力が足りない) 自分の力量に対して役目が軽すぎる(役が不足している)
  • 正しい使い方: 「彼のような優秀な人材には、この役職は役不足だ(軽すぎる)」

  • 注意: 「私には荷が重すぎる」という意味で使う場合は、**「力不足(ちからぶそく)」**が適切です。

2. 確信犯(かくしんはん)

誤って使われる意味 本来の意味
悪いことだと知りながらやる犯罪・行為 政治的・宗教的信念に基づき、「自分の行為は正しい」と確信して行う犯罪(思想犯)
  • 正しい使い方: 現在は日常会話で使う機会は少ないですが、政治や思想の文脈で使われます。

  • 注意: 「わざとやった」「悪質だ」という意味で使いたい場合は、「意図的な行為」や「知っていてやった」などと表現するのが適切です。

3. 敷居が高い(しきいがたかい)

誤って使われる意味 本来の意味
高級、上品すぎて入りにくい(お店や場所) 不義理や迷惑をかけたので、その家や店に行きにくい
  • 正しい使い方: 「以前、あのお店に迷惑をかけてしまったので、もう敷居が高くて行けない」

  • 由来: 昔、不義理をした客は、頭を下げて謝罪する際、家の敷居をまたぐことが許されなかったという説から来ています。

4. 浮足立つ(うきあしだつ)

誤って使われる意味 本来の意味
期待や喜びで心が浮ついて落ち着かない 不安や恐れを感じて、そわそわし、逃げ腰になる
  • 正しい使い方: 「敵の攻撃に備え、兵士たちは浮足立っている」

  • 注意: 「喜びでソワソワする」という意味で使いたい場合は、「浮き立つ」や「心が弾む」などが適切です。

5. 失笑(しっしょう)

誤って使われる意味 本来の意味
あきれて笑いも出ない、または冷笑する こらえきれず思わず吹き出してしまう
  • 正しい使い方: 「彼のジョークがあまりに面白く、思わず失笑してしまった」

6. 煮詰まる(につまる)

誤って使われる意味 本来の意味
行き詰まる、考えがまとまらない 議論や意見が十分に出尽くして、結論が出る直前の状態になる
  • 正しい使い方: 「この企画も煮詰まってきたから、そろそろ結論を出そう」

  • 注意: 「行き詰まる」という意味で使いたい場合は、「行き詰まる」「暗礁に乗り上げる」などと表現します。


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