「ぬい活」は、今や10代〜30代を中心に、幅広い世代で一つの文化として定着している**「お気に入りのぬいぐるみとの活動」**の略称です。
単に可愛いから飾るだけでなく、自分の分身や相棒として一緒に生活を楽しむのが今のスタイルです。詳しく解説しますね。
1. ぬい活で具体的に何をするの?
楽しみ方は人それぞれですが、主に以下のような活動が一般的です。
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「ぬい撮り」: 外出先や旅先、おしゃれなカフェなどでぬいぐるみを撮影すること。SNS(InstagramやX)での投稿がメインの楽しみ方です。
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「ぬい服」のお着替え: 季節や場所に合わせた服を着せ替えます。既製品だけでなく、ハンドメイドで自作する人も多いです。
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一緒にお出かけ: ライブ、旅行、食事などに連れて行き、景色を一緒に楽しみます。
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「ぬい用」小物の収集: ミニチュアの椅子、食べ物、ベビーカーなどのアイテムを揃えて、ぬいぐるみの世界観を作り込みます。
2. なぜこんなにバズっているの?
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「推し活」との連動: アニメやアイドルの公式グッズとして「ぬいぐるみ」が発売されることが増え、推しをいつでも連れ歩けるツールとして爆発的に広がりました。
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癒やしと愛着: ふわふわした質感はストレス緩和に繋がり、名前を付けて可愛がることで深い愛着が湧きます。
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SNSでの交流: 「#ぬい撮り」「#ぬい活」などのハッシュタグを通じて、同じ趣味を持つ人と繋がれるのも大きな理由です。
3. よく使われる「ぬい用語」
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ぬい: ぬいぐるみのこと。
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ぬい主(ぬいぬし): ぬいぐるみの持ち主のこと。
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自作ぬい: 型紙から自分で作ったオリジナルのぬいぐるみ。
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ぬいのお里帰り: 購入したショップや製作した場所に連れて行くこと。
広島で「ぬい撮り」をするなら、定番の観光地から最新の「推し活専用スポット」まで、実は映える場所がたくさんあります。おすすめのスポットをジャンル別に紹介しますね。
4. 広島ならではの「ご当地映え」スポット
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宮島(厳島神社・紅葉谷公園)
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映えポイント: 海に浮かぶ大鳥居を背景にするのは鉄板です。特に「紅葉谷公園」にある赤い橋は、ぬいぐるみと一緒に撮ると色のコントラストが非常に綺麗です。
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コツ: 橋の手前にぬいぐるみを座らせ、奥行きを意識して撮るとプロっぽくなります。
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縮景園(日本庭園)
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映えポイント: 広島市中心部にある本格的な庭園です。季節の花(梅、桜、紅葉など)や太鼓橋があり、和装のぬいぐるみには最高のロケーションです。
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おりづるタワー
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映えポイント: 最上階のウッドデッキ展望台「ひろしまの丘」は、原爆ドームや平和記念公園、そして広島の街並みが一望できます。開放感あふれる背景で、ぬいぐるみが旅をしているような写真が撮れます。
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4ー2. 「ぬい撮り専用」・「推し活向け」スポット
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Sanrio 広島本通店(2階)
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映えポイント: 中四国最大級の店舗で、2階にはなんと**「ぬい撮り専用コーナー」**があります!広島の風景をイメージした背景など4種類ほど設置されており、安心して撮影を楽しめます。
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アルヒモリノナカ(中区本通)
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映えポイント: プロジェクションマッピングで店内に「森」や「海」が再現される幻想的なカフェです。暗めの照明の中で光る背景は、ファンタジー系のぬいぐるみにぴったりです。
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うのまち珈琲店 広島店
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映えポイント: ガラス張りの「クレームブリュレ」やカラフルなクリームソーダが人気。推しカラーに合わせたドリンクと一緒に撮るのがトレンドです。
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4ー3. ちょっと意外な「建築・アート映え」
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環境局中工場(吉島)
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映えポイント: 谷口吉生氏設計の、ガラスと金属が美しい「ごみ処理施設」です。SF映画のような無機質な空間は、スタイリッシュな写真を撮りたい時に最適。通路の「エキセントリック・トンネル」は非常に映えます。
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広島城(お堀周り)
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映えポイント: お堀の水面に映る「逆さ城」と一緒に撮るのがおすすめです。
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ぬい撮りをする時のマナー
以下のマナーを守ると気持ちよく撮影できます。
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周囲の配慮: 一般の観光客やお店の迷惑にならないよう、場所を独占しない。
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飲食店の確認: カフェなどで本格的に撮影する場合は、「ぬいぐるみを撮っても大丈夫ですか?」と一言確認すると安心です。
注意点: 場所の独占を避け、飲食店では撮影可否を確認するなどマナーを守って楽しみましょう。
個人的には、Sanrio広島本通店で肩慣らしをしてから、平和記念公園〜おりづるタワーへ流れるコースが、移動も楽で写真のバリエーションも増えるのでおすすめです!


