あの頃、私たちはこれに恋した。2000年〜2005年のau「神機」15選
ガラケー全盛期。ストラップを何本もつけ、画面を「光るアンテナ」や「デコシール」で彩った時代。特に女性たちの心を掴んだauの歴代モデルを、時代背景とともにご紹介します。
1. INFOBAR (2003年)

「au design project」の第1弾。深澤直人氏デザインのタイル状のキーが衝撃的でした。
特に赤・白・ベージュの「NISHIKIGOI」カラーは、おしゃれに敏感な女性の間で入手困難になるほどの人気でした。
2. Talby (2004年)

マーク・ニューソン氏が手掛けた、超薄型でフラットなデザイン。
アルミの質感と、ポップなカラーバリエーションが「可愛い」よりも「かっこいい」を好む層に刺さりました。
3. PENCK (2005年)

楕円形のコロンとしたフォルムが、まるでお菓子のよう。
サイトウマコト氏デザインによる、近未来的ながら愛らしいフォントや内蔵コンテンツも話題になりました。
4. A1402S (2004年)

ソニー・エリクソン製。背面に大きなジョグダイヤル(ディスクジョグ)があり、片手でスイスイ操作できるのが特徴。
コンパクトで丸みを帯びたデザインが女性の手によく馴染みました。
5. C3003P (2002年)

パナソニック製。ワンプッシュでパカッと開く「オープンボタン」が快感でした。
薄型でスタイリッシュなデザインは、当時の働く女性の定番。
6. A5305K (2003年)

京セラ製。ディスプレイを180度回転させて閉じる「リバーススタイル」が斬新でした。カメラを向けやすく、当時流行り始めた「自撮り」の先駆け的な機種です。
7. C1002S (2001年)

着せ替えパネル「ソニスタ」が大流行!気分に合わせて表面のデザインを変えられるのは、個性を出したい女子高生たちの必須機能でした。
8. W21S (2004年)

au初の「着うたフル」対応機。音楽を携帯で持ち歩く文化を定着させました。
上品な光沢感のあるボディカラーが、大人の女性にも支持されました。
9. W31SA (2005年)

スライド式携帯の代表格。三洋電機製で、FMラジオやテレビ受信用アンテナを搭載。
多機能ながらも、スッキリとした「カシュースタイル」の曲線が美しく、女性に選ばれました。
10. A5406CA (2004年)

カシオ製。当時最高峰の320万画素カメラを搭載。「携帯のカメラでも綺麗に撮りたい」という層を惹きつけました。機能派女子に愛された一台です。
11. C406S (2000年)

ソニー製。背面にスピーカーを搭載し、メロディが美しく響く「サラウンド」が自慢。
何より、パステルカラーの「サクラ」「アクア」といった色が本当に可愛かった!
12. A5503SA (2003年)

世界初のFMラジオ搭載モデル。丸っこいフォルムと、落ち着いたカラーバリエーションが特徴。ラジオを聴きながら通学・通勤するのがトレンドに。
13. W11H (2003年)

日立製。au初の「WIN」モデルで、通信速度が劇的に向上。
パケット代を気にせずネットができる「ダブル定額」と共に、ヘビーユーザーの女性たちに選ばれました。
14. A5401CA (2003年)

「カシオ=G-SHOCK」のイメージを覆す、洗練されたデザイン。
カメラレンズ周りのアルミリングがアクセントで、アクセサリー感覚で持てる機種でした。
15. neon (2006年 ※2005年末発表)

深澤直人氏デザインの第2弾。一見するとただの四角い箱ですが、表面に赤いLEDで時刻が浮かび上がる演出に、多くの女性が心奪われました。
2000年〜2005年の携帯文化とは?
この時代、携帯は単なる道具ではなく、**「自分の一部」**でした。
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着うた: 好きなアーティストの声を着信音にする。
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センター問い合わせ: 好きな人からのメールが届いていないか、何度もボタンを連打。
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赤外線通信: 連絡先交換の代名詞。


