🎄 クリスマスにまつわる「意外すぎる」おもしろ雑学 5選
1. サンタの服はもともと「青」や「緑」だった?
サンタクロース=赤い服、というイメージを定着させたのは、実は1930年代のコカ・コーラ社の広告だという説が有名です。それ以前は、妖精のような緑色の服を着ていたり、もっと渋い茶色だったりと、バリエーション豊かでした。コーラ社がブランドカラーの「赤」をサンタに着せたことで、世界中に今のイメージが広まったのです。
2. 世界一「クリスマスを本気で禁止した」国がある
17世紀のイギリスやアメリカ(マサチューセッツ州)では、なんとクリスマスを祝うことが法律で禁止されていた時期があります。理由は「どんちゃん騒ぎがキリスト教の精神に反する」という厳格な宗教観から。当時の記録では、クリスマスに仕事を休んだだけで罰金を科された人もいたそうです。
3. トナカイは全員「メス」かもしれない説
サンタのソリを引くトナカイたち。実は、冬にツノが生えているトナカイはメスだけなんです。オスのトナカイは冬になるとツノが抜け落ちてしまうため、絵本やイラストで立派なツノを描かれているトナカイたちは、生物学的には「女子チーム」である可能性が非常に高いのです。
4. ケンタッキーを食べるのは日本独自の文化
海外の人から驚かれるのが、日本の「クリスマスにはケンタッキー」という習慣。1970年代に、日本に住む外国人が「七面鳥が手に入らないから代わりにチキンを食べよう」としたのがきっかけと言われています。これを当時のKFCが**「クリスマスにはケンタッキー」**とキャンペーン化したことで、世界でも珍しい日本独自の文化が誕生しました。
5. サンタの追跡を「軍」がガチで行っている
アメリカとカナダの共同防衛組織**NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)**は、毎年クリスマスイブにサンタの現在地を追跡し、ネットで公開しています。 もともとは、ある広告に載った「サンタへの電話番号」が誤植で軍の司令部に繋がってしまったミスから始まったのですが、当時の司令官が粋な対応をしたことで、60年以上続く恒例行事になりました。
🍗 おまけ:世界のちょっと変わったクリスマス習慣
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アイスランド: クリスマス前に本を贈り合い、イブの夜はみんなで読書をする「ジョラボカフロド(本の洪水)」という素敵な習慣があります。
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ドイツ: クリスマスツリーの中に「ピクルス(のオーナメント)」を隠し、最初に見つけた子供がプレゼントを貰えるというゲームがあります。


