🏆 スポーツにまつわる「嘘のような本当の」面白雑学 5選
1. 昔のオリンピックには「芸術競技」があった
1912年から1948年までのオリンピックでは、100m走や水泳と同じように、**「絵画」「彫刻」「文学」「建築」「音楽」**の5種目でメダルが競われていました。 「スポーツをテーマにした作品」であることが条件でしたが、審査が難しすぎたことや、プロの参加が問題視されたことで廃止されました。もし今も続いていたら、日本のアニメや漫画も金メダルを獲っていたかもしれません。
2. ゴルフボールの「くぼみ」は、わざと傷をつけたのが始まり
ゴルフボールにある無数のくぼみ(ディンプル)。実はこれ、昔のゴルファーたちが**「新品のツルツルのボールより、使い古して傷がついたボールの方がよく飛ぶ」**ことに気づいたのがきっかけで生まれました。 物理学的には、くぼみがあることで空気の抵抗が減り、揚力が生まれます。現代のボールには300〜500個ほどのくぼみがありますが、もしツルツルのボールを打ったら、今の半分も飛ばないと言われています。
3. テニスの「ラブ(0点)」は「卵」だった?
テニスで0点のことを「ラブ」と呼びますが、これは愛(Love)とは関係ありません。フランス語で卵を意味する**「l’oeuf(ルーフ)」**が語源だという説が有力です。「0(ゼロ)」の形が卵に似ていることからそう呼ばれ、それがイギリスに伝わった際、発音が似ている「Love」に変化したと言われています。
4. 宇宙で唯一行われたスポーツは「ゴルフ」
1971年、アポロ14号の船長アラン・シェパードは、なんと月面でゴルフをしました。 特製の6番アイアンを持ち込み、2球のボールをショット。重力が地球の6分の1しかない月面で、ボールは**「何マイルも先へ飛んでいった(本人談)」**そうです。これが、地球外で初めて行われた公式なスポーツ記録となりました。
5. サッカー史上「最も多くのレッドカード」が出た試合
通常、数人退場すれば大騒ぎのサッカーですが、2011年にアルゼンチンの5部リーグでとんでもない記録が生まれました。 激しい乱闘の結果、主審が出したレッドカードの数は、なんと合計36枚。フィールドにいた選手22人全員に加え、控え選手や監督まで全員退場になったのです。まさに「全員レッド」という前代未聞の結末でした。


