1. 世界にある言語の数は「約7,000」!
現在、世界中で話されている言語の数は、調査機関によっても異なりますが約7,000種類と言われています。
「国の数は200弱なのに、なぜそんなに多いの?」と思うかもしれません。実は、一つの国の中で数千もの部族が独自の言語を持っていたり(パプアニューギニアなど)、文字を持たない口承言語が数多く存在したりするためです。
しかし、その約半数は話者が非常に少なく、今世紀中に消滅してしまう可能性がある「危機言語」とも呼ばれています。そんな多様な言語の世界の中で、特に多くの人々に使われている10の言語を見ていきましょう。
2. 世界を広げる「主要言語10選」
話者数、経済的影響力、そして学習のしやすさなどを踏まえた10言語をピックアップしました。
① 英語(English)
世界最強の「共通語」です。母語話者数よりも、第二言語として話す人の数が多いのが特徴。ビジネス、科学、インターネットの情報の約6割が英語で発信されています。
② 中国語(Mandarin)
世界最大の母語話者数を誇ります。中国の経済成長に伴い、ビジネスシーンでの需要が急増。漢字を使う日本人にとっては、意味を推測しやすいというアドバンテージがあります。
③ スペイン語(Spanish)
スペインだけでなく、中南米のほとんどの国で公用語とされています。発音がカタカナ読みに近く、日本人にとって習得しやすい言語の一つ。陽気な文化や音楽に触れたい人にも人気です。
④ フランス語(French)
「愛の言語」「外交の言語」とも称されます。かつて欧州の貴族社会で共通語だった名残から、今でも国際連合などの公的機関で公用語として採用されています。アフリカ諸国での話者が増えているのも特徴です。
⑤ アラビア語(Arabic)
中東や北アフリカの広大な地域で話されています。独特の文字と右から左へ書くスタイルが特徴。イスラム教の聖典「コーラン」の言葉として、宗教的にも非常に重要な地位を占めています。
⑥ ヒンディー語(Hindi)
世界一の人口を誇るインドの公用語の一つです。インドのIT産業や経済の発展に伴い、注目度が上がっています。映画(ボリウッド)を通じてその響きに親しむ人も多いです。
⑦ ベンガル語(Bengali)
バングラデシュとインドの西ベンガル州で話されています。日本では馴染みが薄いかもしれませんが、実は話者数は世界トップクラス。詩人タゴールを生んだ、非常に美しい文学を持つ言語です。
⑧ ポルトガル語(Portuguese)
ポルトガル本国よりも、ブラジルの巨大な人口によって支えられている言語です。サッカーファンやボサノバ好きにはお馴染みの、リズム感豊かな言葉です。
⑨ ロシア語(Russian)
旧ソ連諸国を含む広大な地域で話されています。キリル文字という独特のアルファベットを使います。宇宙開発や科学技術、古典文学の分野で非常に重要な言語です。
⑩ 日本語(Japanese)
私たちが使っている日本語も、実は世界的に見て影響力のある言語です。ほぼ日本国内だけで話されているにもかかわらず、経済力やアニメ・漫画などの文化発信力により、世界中に学習者が存在します。
3. 言語を学ぶことは「新しい視点」を手に入れること
「翻訳機があるから勉強しなくていい」という声も聞こえてきますが、言語を学ぶ価値は単なる情報の伝達だけではありません。
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文化の理解: その言語にしかない表現(例:日本語の「お疲れ様」)を知ることで、その国の人々の考え方が見えてきます。
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脳の活性化: 外国語学習は認知機能を高め、多角的な視点を持つ手助けをしてくれます。
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出会いの拡大: 共通の言葉を持つだけで、出会える人の数は数億人単位で増えていきます。
まとめ:どの言葉で世界と繋がりますか?
世界にある7,000の言語のうち、私たちが一生で触れられるのはごくわずかかもしれません。しかし、英語という「窓」から世界を見たり、スペイン語という「扉」から情熱的な文化に触れたりすることで、人生の彩りは格段に豊かになります。
まずは、今回紹介した10言語の中から、自分が「響きが好きだな」「あの国に行ってみたいな」と思うものを見つけてみてください。
執筆のヒント
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ターゲット層: 海外旅行好き、語学学習を始めようか迷っている人、雑学好きの読者。
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構成: 最初に「7,000」という意外な数字で驚きを与え、その後に具体的な10選を並べることで、飽きずに最後まで読めるようにしています。


