世界で一番高いお肉として知られているのは、日本の**「和牛(Wagyu)」、その中でも特に最高級ブランドである「神戸牛」や「松阪牛」**です。
単なる「種類」としての市場価格だけでなく、オークションなどで取引される「個体」としての価格も含めて解説します。
1. 種類別:世界で最も高価な牛肉
一般的に流通している肉の中で、1kgあたりの価格が世界最高クラスなのは以下のブランドです。
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神戸牛 (Kobe Beef)
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価格目安: 1kgあたり約5万円〜10万円以上(部位による)
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理由: 兵庫県産の「但馬牛」の中でも、極めて厳しい基準をクリアしたものだけが名乗れる称号です。世界的な知名度が最も高く、海外の高級レストランでは「A5ランクのフィレ」が1ポンド(約450g)で数百ドル(10万円近く)で提供されることも珍しくありません。
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松阪牛 (Matsusaka Beef)
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価格目安: 神戸牛と同等、あるいはそれ以上
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特徴: 「肉の芸術品」と呼ばれ、特に未経産の雌牛を長期肥育したものは、脂肪の溶ける温度(融点)が非常に低く、手のひらの熱で溶けるほどです。
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2. 歴史的な最高額(個体の落札価格)
「世界で一番高い」という点では、毎年三重県で開催される松阪牛の品評会での落札額が桁違いです。
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2025年の最高額: 5,259万円
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2025年11月に行われた「松阪肉牛共進会」で、チャンピオンに輝いた「かずみ号」がこの価格で落札されました。これは1頭の牛としての史上最高額を更新する記録的な数字です。
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3. 牛肉以外で高価な肉
牛肉以外で「世界一高い肉」として名前が挙がるのは、スペインのハモン・イベリコ・デ・ベジョータです。
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価格: 1本(脚)で数百万円の値がつくこともあります。
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理由: どんぐりを食べて育った純血のイベリコ豚を、数年(48ヶ月以上など)かけて長期熟成させるため、非常に希少価値が高くなります。


