世界の戦闘機は、現在「世代」という考え方で分類されることが一般的です。特に現在は、ステルス性能を持つ第5世代が主流となり、さらに次世代の第6世代の開発が始まっています。
主要な国の代表的な戦闘機をいくつか紹介します。
1. アメリカ合衆国(世界最強の航空戦力)
アメリカはステルス技術で他国をリードしています。
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F-22 ラプター: 「世界最強」と言われる第5世代ステルス戦闘機。高いステルス性と圧倒的な機動性を持ちますが、高価なため輸出は禁止されています。
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F-35 ライトニング II: 日本を含む多くの国で採用されている最新鋭機。空・海・海兵隊向けの3つのバリエーションがあり、ネットワーク能力(データリンク)に優れています。
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F-15EX イーグル II: 最新の電子機器を搭載した名機の進化版。ステルス性よりも「大量のミサイルを運ぶ能力」を重視しています。
2. ロシア(高い機動力と独自設計)
ロシアは伝統的に近接格闘戦(ドッグファイト)に強い機体を得意としています。
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Su-57: ロシア初の第5世代ステルス機。非常に高い運動性能を持っています。
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Su-35 フランカーE: 第4.5世代機。エンジンノズルの向きを変える「推力偏向」により、空中で静止するような不思議な動きが可能です。
3. 中国(急速な近代化)
近年、急速に技術力を高めています。
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J-20(殲-20): 中国独自のステルス戦闘機。大型の機体で、長距離の攻撃能力を重視していると見られています。
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J-10(殲-10): 中国軍の主力となっているマルチロール(多用途)戦闘機です。
4. ヨーロッパ(共同開発の文化)
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ユーロファイター タイフーン: イギリス、ドイツ、イタリア、スペインが共同開発。非常にバランスの取れた高性能機です。
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ラファール(フランス): フランス独自開発。空母での運用も可能で、美しいデザインと高い攻撃能力が特徴です。
戦闘機の「世代」早見表
| 世代 | 主な特徴 | 代表的な機体 |
| 第4世代 | 超音速、ミサイル運用、レーダーの高度化 | F-15, F-16, Su-27 |
| 第4.5世代 | 第4世代をデジタル化、一部ステルス性向上 | F-2, ユーロファイター, Rafale |
| 第5世代 | ステルス性、高度な状況把握能力 | F-22, F-35, J-20 |
| 第6世代 | 無人機との連携、AI搭載、レーザー兵器(開発中) | NGAD(米), GCAP(英・日・伊) |
日本の戦闘機
日本の航空自衛隊は、現在以下の3機種を運用しています。
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F-35A/B: 最新のステルス機。
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F-15J: 日本の空の主力(近代化改修中)。
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F-2: 日米で共同開発された、対艦攻撃が得意な機体。
また、現在はイギリス・イタリアと共同で、次世代の戦闘機(GCAP)の開発を進めています。


