なぜ2月は短い?暦の歴史からわかる理由(由来を徹底解説)

コラム
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私たちが毎年使っている暦――グレゴリオ暦――では、1年は12か月、合計365日(閏年は366日)です。しかし、その中で唯一 2月だけが28日(閏年は29日) という短い月になっています。
では、なぜ2月だけ短くなったのでしょうか?
その理由は 歴史的な暦の改変 にあります。


1. 古代ローマの暦がスタート地点

今の暦の起源は、古代ローマの暦制度です。最初のローマ暦(ロムルス暦)は 10か月のみで、3月から12月まで を1年としていました。つまり、現在の1月・2月は当初 存在しませんでした

ところが、季節とのズレをなくすために ローマの第2代王・ヌマ・ポンピリウス は暦を改め、1月(Ianuarius)と2月(Februarius)を追加しました。


2. 2月の名前と意味

February(2月)」の語源は、ラテン語の februum(浄化) に由来します。
古代ローマでは2月中旬に「浄化の祭り(Februa)」が行われており、清めの時期 として重要な意味を持っていました。


3. 2月が短くなった本当の理由

偶数は不吉とされたため

ヌマ・ポンピリウスは、当時のローマで 偶数の月日を不吉と考える習慣 があったため、できるだけ月の日数を 奇数(29日・31日など) にしたいと考えました。
しかし、全体の年の日数を合計するときに奇数だけではうまく合計できず、1か月だけ偶数(月)を用いる必要がありました。
その結果、2月だけが28日 という最も短い月になったのです。

完全に科学的な理由ではなく、当時のローマ人の考え方や慣習が背景 にあります。


4. 閏年(うるう年)の導入

紀元前46年、ユリウス・カエサル が暦の大改革(ユリウス暦)を行い、1年を 365.25日 に近づけるために 4年ごとに1日を追加する「閏年」 が導入されました。
この閏年の追加日が 2月の末(2月29日) になったのは、当時の制度が継承されたためです。


5. その後の暦の変遷と現在

その後、1582年に採用された グレゴリオ暦 でも、2月が短いという構造はそのまま踏襲されました。
1年が太陽暦としてほぼ正確に季節と一致するよう、閏年の法則も調整されましたが、2月が短い月であるという仕組み自体は 過去からの名残です


まとめ

  • 2月はもともとローマ暦になかった月 だった。

  • 偶数日は不吉とされた文化的背景 によって、2月だけが短く設定された。

  • その後の暦改正でも 2月の短さは引き継がれ、閏年で調整されている

以上が、2月が短い理由(由来) に関する歴史的な事実です。

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