2026年最新|世界の乗り物燃料10選!ガソリンから水素・SAF・合成燃料まで解説

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2026年最新!世界の乗り物燃料10選

1. ガソリン(バイオエタノール混合)

依然として世界の乗用車の主流ですが、中身は進化しています。現在、多くの国で「E10(10%エタノール混合)」や「E25」といった、植物由来のバイオ燃料を混ぜたガソリンが標準化されています。これにより、既存のエンジン車を使いながらCO2排出を抑える取り組みが続いています。

2. ディーゼル(再生可能ディーゼル/HVO)

トラックやバス、建設機械の主力です。2026年の注目は、廃食油などを原料とする**HVO(水素化植物油)**です。従来の軽油と混ぜて、あるいは100%の状態で使用でき、エンジンを改造せずに脱炭素化できる「ドロップイン燃料」として欧州を中心に普及が加速しています。

3. 電気(BEV:リチウムイオン・全固体電池)

2026年、電気自動車(EV)はもはや特別な存在ではありません。電池技術の進化により、航続距離が飛躍的に伸び、一部の高級車にはついに「全固体電池」が搭載され始めています。都市部のバスや配送トラックも、夜間に充電して走るスタイルが定着しました。

4. 水素(FCEV:燃料電池)

「走れば走るほど空気をきれいにする」水素燃料電池。2026年の日本では、箱根駅伝などの大規模イベントでFCEV(燃料電池車)のバスやトラックが完全導入されるなど、商用車分野での活用が目立っています。大型トラックや鉄道など、長距離を走る重たい乗り物に適した燃料として期待されています。

5. SAF(持続可能な航空燃料)

飛行機の世界で今、最も熱いのが**SAF(サフ)**です。廃食油や藻類、都市ゴミなどを原料とした燃料で、従来のジェット燃料と混ぜて使われます。2026年には国際的な規制が強まり、すべての国際線において一定割合のSAF使用が義務化され始めています。

6. LNG(液化天然ガス)

大型貨物船やフェリーの燃料として、重油からの切り替えが進んでいます。重油に比べてCO2や硫黄酸化物の排出が大幅に少なく、2026年には世界中の港でLNGの給油インフラ(バンカリング)が整い、海運の脱炭素化を支える現実的な選択肢となっています。

7. メタノール

次世代のクリーン船舶燃料として急浮上しているのがメタノールです。特に、再生可能エネルギー由来の水素と回収したCO2から作る「グリーンメタノール」は、排出を実質ゼロにできるため、世界大手の海運会社が続々とメタノール燃料船を就航させています。

8. アンモニア

燃やしてもCO2を排出しないアンモニアは、2026年に「究極の船舶燃料」としての実証実験が完了し、商用運航が始まりました。水素に比べて持ち運びが容易なため、長距離を航行する巨大タンカーや貨物船での活用が進められています。

9. e-fuel(合成燃料)

「電気で作るガソリン」とも呼ばれるe-fuel。再エネ由来の水素と大気中のCO2を合成して作ります。2026年には、モータースポーツの最高峰「F1」でも100%持続可能な合成燃料が導入される予定で、既存のエンジン車を救う「魔法の燃料」として量産化への期待が高まっています。

10. 次世代太陽電池(ペロブスカイトなど)

燃料そのものではありませんが、2026年には「貼る太陽電池」と呼ばれるペロブスカイト太陽電池が、フェリーの甲板や電気自動車のルーフに直接搭載されるようになっています。これによって、走りながら、あるいは停泊中に自力で発電し、補助的なエネルギー源として活用されています。


まとめ:乗り物は「マルチパスウェイ(多角的な道)」の時代へ

2026年の世界では、一つの燃料がすべてを解決するのではなく、**「適材適所」**で燃料が選ばれています。

  • 街乗りの軽自動車は「電気」

  • 長距離トラックや鉄道は「水素」

  • 空と海は「SAFやメタノール」

  • 今ある車は「e-fuelやバイオ燃料」

このように、私たちが移動するために使うエネルギーは、かつてないほど多様化しています。次に皆さんが乗り物に乗るとき、その燃料が何なのかを少し意識してみるだけで、世界の未来が見えてくるかもしれません。

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