三内丸山遺跡の完全ガイド|縄文の常識を覆す世界遺産の見どころと歴史

コラム

青森県にある三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)は、日本最大級の縄文集落跡です。

約5,900年〜4,200年前(縄文時代前期〜中期)にかけての長期間、人々が定住していたことが分かっており、2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界文化遺産にも登録されました。

1. 三内丸山遺跡の主な見どころ

遺跡内には、当時の暮らしをイメージできる復元建物が点在しています。

  • 大型掘立柱建物(おおがたほったてばしらたてもの)

    遺跡のシンボルである6本の巨大な柱。直径約1mのクリの木が使われており、高さは約15mあったと推測されています。

  • 大型竪穴建物(おおがたたてあなたてもの)

    長さ32m、幅10mに及ぶ巨大な建物。集会所や共同作業場として使われていたと考えられています。

  • さんまるミュージアム

    重要文化財を含む約1,700点の出土品を展示。有名な「大型板状土偶」や、当時の編みかご「縄文ポシェット」などは必見です。

  • 盛土(もりど)

    長年の生活で出た土器や石器の破片、食料の残りカスなどが積み重なった場所で、当時の生活の様子をリアルに感じられます。

2. 三内丸山遺跡が「常識を変えた」理由

この遺跡の発見により、縄文時代のイメージが大きく変わりました。

  • 定住生活: 狩猟採集の移動生活だけでなく、1,000年以上も同じ場所で計画的な街づくりをして暮らしていた。

  • 高度な技術: クリを栽培・管理していた痕跡や、遠方(新潟県のヒスイなど)との交易の証拠が見つかっている。

3. 基本情報

項目 内容
開館時間 9:00〜17:00(6/1〜9/30、GWは18:00まで)
観覧料 一般:500円 / 大学生等:250円 / 高校生以下:無料
休館日 毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)、12/30〜1/1
アクセス JR青森駅からバスで約20分、または新青森駅からバスで約10分

隣接する「青森県立美術館」も、この遺跡の発掘現場をモチーフにしたユニークな建築で知られています。併せて観光するのもおすすめですよ。

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