【世界遺産】エチオピアの聖地ラリベラ完全ガイド:岩を掘った11の教会と神秘の歴史

コラム

エチオピアのラリベラ(Lalibela)ですね。あそこはまさに「地の果てに現れた奇跡」と呼ぶにふさわしい、神秘的な場所です。

世界遺産にも登録されているラリベラの魅力と、訪れる前に知っておきたいポイントをまとめました。


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1. 最大の特徴:岩を「掘り下げて」作った教会群

ラリベラの教会が世界中の他の建築物と一線を画すのは、石を積み上げたのではなく、一つの巨大な岩盤を上から下に掘り進めて作られた点です。

  • 1枚岩の建築: 屋根、壁、柱、そして内部の装飾に至るまで、すべてが一塊の岩から切り出されています。

  • 「第二のエルサレム」: 12世紀〜13世紀頃、イスラム勢力の拡大によりエルサレム巡礼が困難になったため、当時のラリベラ王がこの地に「新エルサレム」を再現しようとしたと言われています。

2. 絶対に見るべき主要な教会

全部で11の教会がありますが、特に有名なのは以下の通りです。

教会名 特徴
ギオルギス教会 (Bete Giyorgis) ラリベラで最も象徴的な教会。真上から見ると完全な「十字架」の形をしています。
メドハネ・アレム教会 世界最大の岩切教会。周囲を34本の柱で囲まれた、ギリシャ神殿のような威厳があります。
ベテ・マリアム教会 内部の装飾が最も美しく、保存状態が良い教会として知られています。

3. 旅のヒントと注意点

  • アクセス: 首都アディスアベバから国内線で約1時間。陸路は非常に時間がかかるため、空路が一般的です。

  • ベストシーズン: 10月から3月の乾季。特に1月のティムカット(主の洗礼祭)の時期は、白い布を纏った信者が集まり、圧倒的な光景が見られます。

  • 服装: 神聖な場所なので、露出の少ない服を選び、教会内では靴を脱ぐのがルールです。


豆知識:

伝説では、昼間は人間が彫り、夜の間は天使が降りてきて作業を引き継いだため、これほど短期間で完成したと言い伝えられています。

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