焼肉は今や世界中で愛される料理ですが、実は「焼肉」という言葉には、日本のスタイルと韓国のスタイル、そして最近のグローバルなトレンドが混ざり合った面白い背景があります。
世界的に見た焼肉の魅力やトレンドを整理してご紹介しますね。
1. 世界を席巻する2大スタイル
現在、世界で「Yakiniku」や「Korean BBQ」として親しまれているのは、主に以下の2つのスタイルです。
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韓国式(Korean BBQ)
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特徴: 豚バラ肉(サムギョプサル)や、甘辛いタレに漬け込んだ牛肉(プルコギ・カルビ)が主流。
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スタイル: スタッフがテーブルで肉を焼いてくれることが多く、**「パンチャン」**と呼ばれる無料のおかず(キムチやナムル)がテーブルいっぱいに並ぶのが最大の特徴です。
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日本式(Japanese Yakiniku)
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特徴: 肉そのものの質(霜降り和牛など)を重視し、部位ごとに細かく切り分けて提供。
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スタイル: 客が自分で焼く「セルフスタイル」が一般的。タレだけでなく、塩やレモンで肉の旨味をダイレクトに味わう文化が、グルメな層に支持されています。
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2. なぜ世界でこんなに人気なの?
単なる「肉料理」を超えて、焼肉がエンターテインメントとして評価されている理由がいくつかあります。
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体験型の食事: 自分の好みの焼き加減で食べる「参加型」のスタイルが、友人や家族とのレジャーとして楽しまれています。
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和牛(Wagyu)ブランド: 日本産の和牛は、海外では最高級の贅沢品。その和牛を一番おいしく食べられる方法として、焼肉店が選ばれています。
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健康的なイメージ: 肉と一緒に大量の野菜(サンチュやエゴマ、ナムル)を摂取するため、他の肉料理(ステーキやバーガー)に比べてヘルシーだと捉えられています。
3. 国ごとのユニークな反応
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アメリカ: 「K-BBQ」の人気が凄まじく、食べ放題(All You Can Eat)スタイルが若者に大流行しています。
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東南アジア: タイやベトナムでは、日本の大手焼肉チェーン(牛角など)が高級でおしゃれなレストランとして大成功しています。
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ヨーロッパ: 最近では、フランスやイギリスの都市部でも、洗練された「Yakiniku」レストランが増え、ワインと一緒に楽しむスタイルが定着しつつあります。
豆知識: > 英語では、網で焼くスタイルを総称して “Tabletop BBQ” と呼ぶこともあります


