世界の変な建物10選!重力を無視した奇想天外な建築と驚きの背景を解説

コラム

重力を無視?常識を破壊?世界の「変な建物」10選 — 建築家の想像力が暴走した結果

街を歩いていて「面白い形のビルだな」と思うことはあっても、世界にはその次元を遥かに超えた、まるでSF映画や悪夢の中から飛び出してきたような建物が存在します。 今回は、世界中に実在する「奇妙な建築物」を10個ご紹介します。


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1. クシヴィ・ドメク(ポーランド) — 溶け出した魔法の家

ポーランドのソポトにあるこの建物は、一見すると画像加工の失敗か、あるいは真夏の太陽で建物が溶け出してしまったかのように見えます。 名前の「クシヴィ・ドメク」は、ポーランド語で「ねじれた家」という意味。童話の挿絵からインスピレーションを得てデザインされました。驚くべきは、これが単なるオブジェではなく、中にはショッピングセンターやレストランが入っており、普通に営業しているという点です。酔っ払ってこの前に立つと、自分の平衡感覚を疑うことになるでしょう。

2. バスケット・ビル(アメリカ) — 究極の自社ビル愛

 

オハイオ州にあるこの建物は、かつて竹かごメーカー「ロンガバーガー社」の本社でした。 「自社製品の形をしたオフィスを作りたい」という創業者デーブ・ロンガバーガーの熱意(執念)によって誕生しました。単にかごの形をしているだけでなく、上部には巨大な「持ち手」までついています。冬場は、この持ち手が凍結して落下しないよう、加熱装置まで内蔵されているというから驚きです。

3. ダンシング・ハウス(チェコ) — 踊るカップルのシルエット

プラハの美しい街並みの中に、突如として現れる「グニャリ」と曲がったビル。 これは、有名な建築家フランク・ゲーリーらが設計したもので、伝説のダンスカップル「フレッドとジンジャー」が踊っている姿をモチーフにしています。保守的な市民からは「歴史的な街並みを壊す」と批判されましたが、今ではプラハを代表する現代建築のアイコンとなりました。

4. カンザスシティ公立図書館(アメリカ) — 街全体が書棚

 

ミズーリ州にあるこの図書館の駐車場は、巨大な「本棚」になっています。 『指輪物語』や『華氏451度』など、地域住民の投票によって選ばれた22冊の名著が、高さ約7.5メートルの巨大な背表紙となって並んでいます。一目で「ここが図書館だ」と分かる、これ以上ないほど直感的なデザインです。

5. ハビタット67(カナダ) — 積み木のような集合住宅

 

モントリオールにあるこの集合住宅は、コンクリートの箱が無造作に積み上げられたような姿をしています。 「プライバシーを守りつつ、都市部でも庭付きの家のような暮らしを」という理想を掲げ、1967年の万博に合わせて建設されました。各住戸が互いの屋上をテラスとして利用する複雑な構造は、まるでジャイアント・パンダが遊ぶアスレチックのようにも見えます。

6. ワンダーワークス(アメリカ) — 逆さまに墜落した研究所

 

フロリダ州やテネシー州にあるこのエンターテインメント施設は、完全に「逆さま」です。 「竜巻によって研究所が逆さまに吹き飛ばされ、そのまま建物の上に突き刺さった」という奇想天外な設定に基づいて建てられました。内部も当然、逆さまの世界が広がっており、床が天井、天井が床というカオスな空間を楽しむことができます。

7. キューブ・ハウス(オランダ) — 45度傾いた生活

ロッテルダムにあるこの住宅群は、サイコロ状の建物が45度傾いた状態で支柱の上に載っています。 建築家ピート・ブロムは「都市の中の村」をイメージし、一本一本の家を木に見立てて設計しました。中に入ると、壁が斜めになっているため、家具の配置には相当な工夫が必要だそうです。実際に人が住んでいますが、観光客向けの見学用ハウスも公開されています。

8. 石の家(ポルトガル) — フリントストーンの世界

ポルトガルの山岳地帯にポツンと佇む「カサ・ド・ペネド」は、巨大な4つの岩をそのまま壁として利用した家です。 まるでアニメ『原子家族フリントストーン』に出てくる家そのもの。当初は別荘として使われていましたが、あまりの奇妙さに観光客が押し寄せたため、現在は博物館のようになっています。防弾仕様の窓があるなど、意外と守りが堅いのも特徴です。

9. ヘイダル・アリエフ・センター(アゼルバイジャン) — 曲線美の極致

 

「建築界の女王」と呼ばれたザハ・ハディドの代表作です。 この建物には、直線が一本も存在しません。地面から滑らかに湧き上がり、空へと溶けていくような流動的な曲線は、もはや建築というより巨大な彫刻です。あまりにも未来的な姿は、異星人の基地と言われても信じてしまいそうな迫力があります。

10. クンストハウス・グラーツ(オーストリア) — 街に現れた「フレンドリー・エイリアン」

歴史的な赤い屋根が並ぶグラーツの旧市街に、突如として現れた「青い塊」。 地元の人々から「フレンドリー・エイリアン(友好的な宇宙人)」の愛称で親しまれる現代美術館です。生物のような有機的なフォルムと、表面に埋め込まれた無数のライトが夜に点滅する様子は、まさに未確認飛行物体のようです。

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