広島の「カーターピーナッツ」は、広島県三次市甲奴町(こうぬちょう)で栽培されている特産品です。
単なる農産物ではなく、アメリカの第39代大統領ジミー・カーター氏との深い友情から生まれた、非常にユニークな歴史を持つピーナッツです。
🥜 なぜ「カーター」なの?
その名前は、元大統領のジミー・カーター氏に由来します。
-
交流のきっかけ: 太平洋戦争中、甲奴町の正願寺から供出された梵鐘(ぼんしょう)が、戦後巡り巡ってジョージア州のカーター元大統領のもとに届きました。これが縁で交流が始まり、1990年にはカーター氏本人が甲奴町を訪れました。
-
種の寄贈: ピーナッツ農家出身だったカーター氏から、2001年に友好の証として約20kgのピーナッツの種が贈られました。これを町を挙げて栽培したのが「カーターピーナッツ」の始まりです。
👅 味と特徴
日本では珍しい「ランナー種」という品種です。
-
小粒で濃厚: 一般的な国産ピーナッツに比べて粒は小さめですが、油分が多く、甘みが非常に強いのが特徴です。
-
食感: 柔らかく、後を引く美味しさがあります。
📍 どこで買える・食べられる?
毎年11月には「こうぬカーターピーナッツ収穫祭」が開催され、多くの人で賑わいます。
-
主な販売場所:
-
ジミー・カーターシビックセンター(三次市甲奴町)
-
道の駅や地元の商店(Yショップ中久保店など)
-
ひろしま夢ぷらざ(広島市中区・本通りのアンテナショップ)
-
-
主な商品:
-
さや付き煎り落花生: 素材の味が一番よくわかります。
-
加工品: ピーナッツバター、どら焼き、まんじゅう、アイスクリームなど、地元菓子店によるバリエーション豊かな商品があります。
-
三次市の甲奴町には、カーター氏の名を冠した「カーター通り」や「カーター記念球場」もあり、町全体がアメリカとの絆を大切にしています。


