1. 飲料水(1人1日3リットル × 最低3日分)
防災の基本中の基本です。人間が生命を維持するのに必要な水分は1日3リットルと言われています。
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ポイント: 500mlペットボトルを多めに用意すると、コップを使わず衛生的に飲め、家族間での分配も容易です。最近では「10年保存水」などの超長期保存タイプも人気です。
2. 携帯トイレ・簡易トイレ(家族分 × 1週間分)
実は食料以上に切実なのが「トイレ問題」です。断水すると水洗トイレは使えません。
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ポイント: 1人1日5回分を目安に、1週間分(35回分)の備蓄を推奨します。防臭袋(BOSなど)がセットになったタイプを選ぶと、避難所や自宅での不快な臭いを大幅に抑えられます。
3. モバイルバッテリー & ソーラーチャージャー
情報の入手や家族との連絡にスマートフォンは欠かせません。
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ポイント: 大容量のモバイルバッテリーに加え、停電が長期化した際のために「ソーラーパネル付き」や「乾電池式」の充電器も併用するのが2026年の新常識。ポータブル電源があれば、さらに安心感が高まります。
4. LEDランタン(据え置き型)
懐中電灯だけでなく、部屋全体を照らす「ランタン型」が必須です。
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ポイント: 懐中電灯は「点」を照らしますが、ランタンは「面」を照らします。夜間の不安を和らげ、調理や着替えなどの作業効率を劇的に上げます。暖色系の光を選べるモデルは、避難生活のストレス緩和にも役立ちます。
5. 非常食(アルファ米・パンの缶詰・高カロリー食品)
最近の非常食は驚くほど美味しくなっています。
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ポイント: お湯や水を入れるだけで食べられる「アルファ米」や、しっとりした「パンの缶詰」が定番です。また、羊羹やチョコレートなどの甘いものは、疲弊した精神を癒やすエネルギー源として非常に優秀です。
6. ラジオ(手回し・乾電池併用タイプ)
SNSがデマで混乱する中、正確な災害情報を得られるのは「ラジオ」です。
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ポイント: ネット回線がダウンしても受信でき、乾電池・手回し充電・ソーラーの3WAYで動くタイプがおすすめ。LEDライトやスマホ充電機能が付いた多機能モデルが1台あると重宝します。
7. 救急セット & 常備薬
災害時は小さな怪我でも感染症のリスクになります。
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ポイント: 絆創膏、消毒液、ガーゼに加え、自身の持病薬、鎮痛剤、胃腸薬を必ず入れておきましょう。特にお薬手帳のコピーを一緒に保管しておくと、避難先での処方がスムーズになります。
8. ボディシート & ドライシャンプー
断水が続くとお風呂に入れません。肌のベタつきや臭いは、想像以上に精神的なストレスを与えます。
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ポイント: 全身を拭ける大判の厚手シートや、水を使わずに頭皮をスッキリさせるドライシャンプーを備えておきましょう。衛生状態を保つことは、感染症予防にも直結します。
9. アルミブランケット(サバイバルシート)
薄くて軽いのに、驚くほどの保温力を発揮します。
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ポイント: 冬の寒さだけでなく、夏の冷房対策や、避難所での着替えの際の「目隠し」としても使えます。カサカサ音が少ない静音タイプを選ぶと、周囲への配慮にもなり、避難所での睡眠の質を下げずに済みます。
10. ホイッスル(救助笛)
瓦礫の下に閉じ込められた際など、声を出し続けるのは体力を激しく消耗します。
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ポイント: 少ない息で大きな音が出る防災専用のホイッスルを、常に身近な場所やリュックの肩紐につけておきましょう。自分の居場所を知らせる「命の笛」になります。
まとめ:自分に合った「プラスアルファ」を
今回ご紹介した10個は、いわば「生存のためのベース」です。これに加えて、小さなお子様がいる家庭なら「オムツ」、高齢者がいるなら「入れ歯洗浄剤」、眼鏡やコンタクトレンズの予備など、自分の生活に欠かせないものを付け加えてください。
防災グッズは「一度揃えて終わり」ではありません。半年に一度、消費期限や電池の残量をチェックする「ローリングストック」の実践が、あなたと大切な人の命を守ります。


