【大人もハマる!】感動して泣ける、心温まる絵本5選

コラム

【大人もハマる!】感動して泣ける、心温まる絵本5選

 

「絵本」と聞くと、子どもが読むものだと思っていませんか? 実は、大人になってから読み返すと、子どもの頃とは違った視点で感動したり、心が温かくなったりする絵本がたくさんあります。

今回は、子どもから大人まで楽しめる、世代を超えて読み継がれる名作絵本を5つご紹介します。

1. 『100万回生きたねこ』

100万回も一生懸命生きた猫

佐野洋子 作・絵

【どんなお話?】

100万回も死んで、100万回も生きた、一匹のとらねこのお話。彼は誰に愛されても、誰のことも愛さず、自分が一番好きなねこでした。しかし、ある時出会った白いねことの間に、大きな心の変化が訪れます。

【おすすめポイント】

愛すること、そして死を迎えることの意味を深く考えさせられる絵本です。子どもの頃は「変わったねこ」という印象でしたが、大人になって読むと、愛を知って初めて「生きる」ことの意味を知ったねこの姿に、胸が締め付けられます。ラストは涙なしには読めません。

2. 『ぐりとぐら』

昔から愛され続けてます

なかがわ りえこ 作 / やまわき ゆりこ 絵

【どんなお話?】

野ねずみのぐりぐらが、大きな卵を見つけて、特大のカステラを作るお話。みんなで協力してカステラを焼く様子は、見ているだけでお腹が空いてきます。

【おすすめポイント】

読むだけで幸せな気持ちになれる絵本です。子どもの頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれます。みんなで協力して何かを作り上げる喜び、そして分かち合うことの楽しさが描かれていて、読後には優しい気持ちに満たされます。

 

3. 『モチモチの木』

昔から愛される名作

斎藤隆介 作 / 滝平二郎 絵

【どんなお話?】

臆病な少年豆太が、病気になったおじいさんのために、真夜中にたった一人で医者を呼びに行くお話。怖くてたまらない夜の山道を、勇気を振り絞って進む豆太の姿に胸を打たれます。

【おすすめポイント】

本当の**「勇気」**とは何かを教えてくれる絵本です。豆太の成長する姿に、子どもは勇気をもらい、大人は自分の弱さと向き合うきっかけをもらえます。滝平二郎さんの切り絵がとても美しく、夜の山の幻想的な雰囲気を引き立てています。

 

4. 『スイミー』

小学校の教科書にも連載されました

レオ・レオニ 作 / 谷川俊太郎 訳

【どんなお話?】

小さな黒い魚スイミーが、大きな魚に仲間を食べられてしまい、一人ぼっちになってしまいます。絶望のなか、彼は残った小さな魚たちと力を合わせ、大きな魚のふりをして海を泳ぎ回ることを思いつきます。

【おすすめポイント】

**「個性を活かすこと」「協力すること」**の大切さを教えてくれる絵本です。スイミーの機転とリーダーシップは、大人にとっても学ぶべき点がたくさんあります。美しい色彩で描かれた海の生き物たちは、見ているだけでも癒されます。

 

5. 『ぞうのたまごのたまごやき』

歌劇にもなっている有名な絵本

寺村輝夫 作 / いもとようこ 絵

【どんなお話?】

「ぞうのたまご」という名前の変わったたまごを見つけた主人公が、そのたまごを温めることから物語が始まります。しかし、なかなかたまごは孵りません。

【おすすめポイント】

この絵本は、**「想像力」**をかき立てる一冊です。物語の展開は意外性の連続で、読む人を夢中にさせます。いもとようこさんの優しいタッチの絵も魅力です。子どもの頃に読んだ方は、大人になってから読み返すと、また違った面白さを発見できるかもしれません。


いかがでしたか? 忙しい毎日のなかで、ふと立ち止まって絵本を読んでみると、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出したり、心が洗われるような感動を味わえたりします。ぜひ、お気に入りの一冊を見つけて、絵本の世界に浸ってみてくださいね。

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