1. 牛肉どまん中(山形県)
山形県米沢市の「新杵屋」が製造しています。山形県産米「どまんなか」の上に、特製の甘辛いタレで煮込んだ牛肉煮と牛そぼろがたっぷりのった牛丼風の駅弁です。山形新幹線開業に合わせて開発され、全国的な人気を誇る駅弁となりました。東京駅の「駅弁屋 祭」でも常に人気ランキング上位に位置しています。
2. チキン弁当(東京都)
JR東日本クロスステーションが製造する、東京駅で60周年を迎えたロングセラー駅弁です。1964年の東海道新幹線開業に合わせて発売されました。お品書きは、トマト風味ライス、鶏の唐揚げ、スクランブルエッグ、ドライトマトオイル漬け、サラダ、スモークチーズなどで、お子様から大人まで楽しめる味わいが特徴です。
3. 峠の釜めし(群馬県)
群馬県安中市の「荻野屋」が製造・販売しています。益子焼の土釜に入った駅弁で、醤油味のだしで炊き込んだご飯の上に、鶏肉、ごぼう、椎茸、うずらの卵、栗、あんずなど9種類の具材がのっています。1958年に発売されて以来、多くの人々に親しまれています。
4. 炭火焼風牛たん弁当(宮城県)
JR東日本クロスステーションが製造する、仙台名物・牛たんの駅弁です。加熱機能付き容器を使用しており、温かい状態で楽しめます。宮城県塩釜沖の海水から作られた「塩竈の藻塩」が付属しており、お好みで振りかけて味わえます。
5. えび千両ちらし(新潟県)
新潟県の新発田三新軒が製造する駅弁です。一見すると厚焼き玉子がびっしり敷き詰められていますが、その下にうなぎ、こはだ、イカ、海老などの具材が隠されているサプライズ感のあるちらし寿司です。新潟駅や東京駅で販売されており、テレビや雑誌でも話題になっています。
6. 忠犬ハチ公の故郷 おおだて鶏めし(秋田県)
秋田県大館市の花善が提供しており、「駅弁味の陣2023」で『駅弁大将軍』に選ばれました。奥羽本線・大館駅の新駅舎開業を祝う記念駅弁で、大館にまつわる食材が盛り込まれた一折です。
7. まぐろいくら弁当(東京都)
JR東日本クロスステーションが製造しています。酢飯の上に、辛味を効かせた漬けまぐろといくら醤油漬けがたっぷりとのった海鮮系の駅弁です。錦糸玉子や刻み海苔、生姜甘酢漬け、味付刻みわさびが添えられています。
8. 深川めし(東京都)
東京の郷土料理である「深川めし」の駅弁です。元来、アサリとネギを味噌で煮てご飯にかけたもので、江戸時代に漁師町だった深川周辺で食べられていました。駅弁では、アサリを炊き込んだ茶飯に、アサリの深川煮やごぼうの炒り煮が盛り付けられています。
9. 東京弁当(東京都)
JR東日本クロスステーションが製造しており、都内の老舗7店の味を一度に楽しめる贅沢な駅弁です。「日本ばし大増」のうま煮や「浅草今半」の牛肉たけのこ、「魚久」のぎんだら京粕漬など、名店の味が詰め合わせになっています。
10. 小淵沢駅120周年記念弁当(山梨県)
山梨県小淵沢駅の「丸政」が製造し、「駅弁味の陣2024」で『駅弁副将軍』に選ばれました。山梨県産の食材を使用しており、2024年10月5日には小淵沢駅で120個限定で販売されました。
これらの駅弁は、東京駅の「駅弁屋 祭」や各地域の主要駅などで購入できます。旅の思い出やお土産として、ぜひお気に入りの駅弁を見つけてみてください。