世界の奇妙な乗り物10選:ありえない発想から生まれた驚きのマシンたち
旅の醍醐味の一つといえば、その土地ならではの文化や景色を肌で感じること。しかし、時には私たちの想像をはるかに超える、奇妙でユニークな乗り物に出会うことがあります。今回は、世界中から集めた「これは一体何だ!?」と驚かずにはいられない、とっておきの乗り物を10種類ご紹介します。あなたの旅の常識を覆す、奇想天外なマシンの世界へようこそ!
1. カナダ:スクールバスボート
カナダのバンクーバー島にあるトフィーノでは、廃校になったスクールバスを改造した水陸両用バスが観光客を乗せています。車体の前半分はバス、後ろ半分はボートという、まさかのハイブリッド。森の中を走り、そのまま海にドボン!という、子供心をくすぐる体験が楽しめます。
2. ニュージーランド:ゾーブ
ニュージーランド発祥のアクティビティ「ゾーブ」は、巨大な透明なボールに入って坂道を転がり落ちるというもの。乗り物と呼ぶには少し語弊があるかもしれませんが、その非日常的な体験はまさに唯一無二。全身で重力と坂道を感じながら、大自然の中を駆け抜ける爽快感はたまりません。
3. インド:ジュガード
インドの地方で見られる「ジュガード」は、農業用のポンプやエンジンを流用して作られた手作りの乗り物。一見すると、つぎはぎだらけで不安定そうに見えますが、農産物の運搬や人々の移動手段として大活躍しています。その素朴な見た目と、たくましく走る姿は、インドの地方の活気を感じさせてくれます。
4. ベトナム:シクロ
ベトナムの街中を走る「シクロ」は、三輪の人力車。運転手が後ろからペダルを漕ぎ、乗客が前に座るという独特のスタイルです。風を感じながら、ゆったりと街を眺めることができるシクロは、観光客に大人気。ベトナムの街並みを満喫するのに最適な、レトロでロマンチックな乗り物です。
5. フィリピン:ジープニー
アメリカ軍のジープを改造して作られた「ジープニー」は、フィリピンの公共交通機関として欠かせない存在。ド派手なペイントが施され、まるで走る芸術作品のようです。乗客は横向きに座り、所狭しと並んで乗車します。その賑やかで活気あふれる姿は、フィリピンの文化を象徴しています。
6. オランダ:ファットバイク
オランダで生まれた「ファットバイク」は、まるで巨大なタイヤを持つ自転車。その太いタイヤは、砂浜や雪道など、普通の自転車では走れない場所でも軽々と進むことができます。見た目のインパクトもさることながら、その走破性の高さには驚かされます。
7. 南アフリカ:シャトルコック
南アフリカの街中で時折見かける「シャトルコック」は、まるで大きな羽根つきの羽根のような形をした乗り物。自転車のタイヤの上に巨大な風車のようなものを乗せて走ります。その奇妙な見た目から、街行く人々の注目を集めること間違いなしです。
8. スイス:トボガン
スイスの山岳地帯で楽しめる「トボガン」は、雪の上を滑走するソリのこと。その中でも特に奇妙なのが、座席のない板に乗って滑るタイプのトボガン。まるでサーフィンのように、体を傾けながら雪の斜面を駆け抜けるスリルは、一度体験すると忘れられません。
9. 中国:竹製の自転車
中国の地方都市では、竹で作られた自転車が人気を集めています。鉄やアルミに比べて軽くて丈夫、そしてエコフレンドリーなのが特徴。竹の素朴な風合いが、街の景色と調和し、レトロで温かみのある雰囲気を醸し出しています。
10. アメリカ:バナナバイク
アメリカで誕生した「バナナバイク」は、その名の通りバナナの形をした自転車。黄色い車体と曲がったフレームが特徴で、乗っているだけで愉快な気分になります。まるで絵本の中から飛び出してきたような可愛らしい見た目は、子供から大人まで大人気です。
これらの奇妙な乗り物たちは、単なる移動手段ではありません。それぞれの地域の文化や歴史、人々の知恵やユーモアが詰まった、まさに「動くアート」と言えるでしょう。次に旅行に行く際は、ぜひその土地ならではの奇妙な乗り物を探してみてください。きっと、忘れられない思い出になるはずです。
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