【秋の草花】秋の訪れを告げる美しい花10選|庭や部屋を彩るヒント

コラム

秋の訪れを告げる美しい花10選:あなたの庭や部屋を彩る

 

夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい季節となりました。秋といえば、紅葉を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はこの季節、たくさんの美しい花々が見頃を迎えます。今回は、秋の庭や部屋を素敵に彩る、代表的な花を10種類ご紹介します。


 

1. コスモス(Cosmos)

コスモスは、キク科コスモス属の総称。また、種としてのオオハルシャギク Cosmos bipinnatus Cav. を指す場合もある。アキザクラとも言う

秋の代表格ともいえるコスモス。風に揺れる可憐な姿は、まさに秋の風物詩です。ピンク、白、赤、黄など、様々な色があり、見る人の心を和ませてくれます。


 

2. キク(Chrysanthemum)

「菊花(きっか、きくか)」とは、主に漢方や茶として利用される食用の菊の花のことです。解毒、解熱、鎮静作用があり、目の充血やかすみ目、頭痛、高血圧などに効果があると言われています。お茶(菊花茶)としても飲まれ、ストレスや生活習慣の改善、リラックス効果も期待されています。

日本の秋を代表するキク。気品あふれる姿は、古くから愛されてきました。園芸種も豊富で、色や形も様々。一輪挿しにしても、華やかな存在感を放ちます。


3. ダリア(Dahlia)

ダリアは、キク科ダリア属の多年生草本植物の総称。 「ダリア」 の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール にちなむ。 和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタンと呼ばれた。

華やかで存在感のあるダリア。その豊富な花色と大きさは、見る人を圧倒します。品種改良が進み、たくさんの種類が誕生しており、それぞれの美しさを楽しむことができます。


 

4. リンドウ(Gentian)

リンドウ科は、リンドウ目に属する双子葉植物の科である。世界の広い範囲に分布し、極地や高山、砂浜など、かなり環境の厳しいところにも自生している。 一年草または多年草で、地下茎の肥大しているものもある。

日本の山野に自生するリンドウ。凛とした姿で、秋の清々しい空気にぴったりです。青紫色の花が一般的ですが、最近ではピンクや白の品種も見られます。


 

5. ケイトウ(Celosia)

ケイトウ は、ヒユ科の一年生植物。学名の Celosia は燃焼という意味のギリシャ語 kēleosに由来する。ケイトウの花が燃え盛る炎を彷彿とさせるのが根拠と思われる。

ユニークな形が特徴的なケイトウ。まるでニワトリのトサカのような形をしていることから、「鶏頭」という名前がつきました。鮮やかな赤やピンク、黄色などが、秋の景色にアクセントを加えてくれます。


 

6. シュウメイギク(Japanese Anemone)

シュウメイギクとは、キンポウゲ科の植物の一種。別名、キブネギク。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である

どこか和の趣を感じさせるシュウメイギク。風に揺れる姿が美しく、秋の庭を上品に演出します。白やピンクの花が、涼しげな雰囲気を醸し出します。


 

7. ヒガンバナ(Red Spider Lily)

ヒガンバナは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。別名は曼珠沙華、カミソリバナ、シビトバナ、トウロウバナなど。学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。 原産地は中国大陸であり、日本においては史前帰化植物に分類される。分布は日本全国である。

彼岸の時期に咲くことから名付けられたヒガンバナ。鮮やかな赤色が特徴的で、田んぼのあぜ道などを彩ります。一度見たら忘れられない、印象的な花です。


 

8. ススキ(Japanese Pampas Grass)

ススキの花とは、秋に茎の先端にできる「穂(ほ)」のことです。この穂は、花びらやがくがないイネ科植物特有の花で、たくさんの小さな「小穂(しょうすい)」が集まったものです。種子ができると白い綿毛が広がり、風に乗って飛び散ることで種子を拡散させます

ススキは花ではありませんが、秋の風物詩として欠かせない存在です。風に揺れる姿は、秋の夕暮れの景色をより一層美しく見せてくれます。


 

9. ツワブキ(Farfugium japonicum)

ツワブキは、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草である。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられる。観賞用に庭園に植えられることもある。

つやのある大きな葉が特徴的なツワブキ。秋に黄色い花を咲かせます。日陰でも育つため、庭の隅を明るく彩ってくれます。


 

10. サザンカ(Camellia sasanqua)

サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。別名では、オキナワサザンカともよばれる。童謡「たきび」の歌詞に登場することでもよく知られる

冬の入り口を告げる花、サザンカ。10月から12月にかけて、白い花やピンクの花を咲かせます。寒い季節に咲くため、ひときわ美しく感じられます。


これらの花々は、ガーデニングやフラワーアレンジメントにも最適です。この秋は、お気に入りの花を飾って、季節の移り変わりを楽しんでみませんか。

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