広島の活断層マップと地震リスク:内陸・海域の主要断層を徹底解説(M7.8想定)

コラム

広島県内には複数の活断層が存在し、地震調査研究推進本部などによって評価されています。特に主要な活断層として挙げられるものには、内陸にあるものと、瀬戸内海域に分布するものがあります。


 

広島県内の主要な活断層

 

広島県内には複数の活断層が存在し、地震調査研究推進本部などによって評価されています。特に主要な活断層として挙げられるものには、内陸にあるものと、瀬戸内海域に分布するものがあります。


 

広島県内の主要な活断層

 

 

🏞️ 内陸の活断層

 

  • 筒賀断層(つつがだんそう)
    • 場所: 広島県山県郡北広島町から安芸太田町、廿日市市にかけて分布。
    • 特徴: 長さ約58km。概ね北東-南西方向に延びる右横ずれを主体とする断層です。
    • 想定地震規模: 全体が活動した場合、マグニチュード7.8程度の地震が発生する可能性があります。
  • 五日市断層帯(いつかいちだんそうたい)
    • 場所: 広島県南西部に位置し、主に五日市断層己斐(こい)−広島西縁断層帯に区分されます。
    • 五日市断層: 広島市安佐北区から佐伯区、廿日市市に至ります。想定地震規模はマグニチュード7.0程度
    • 己斐−広島西縁断層帯: 広島市安佐南区から西区に至ります。想定地震規模はマグニチュード6.5程度
  • 長者ヶ原-芳井断層(ちょうじゃがはら-よしいだんそう)
    • 場所: 広島県東部周辺に位置します。
    • 想定地震規模: マグニチュード7.3程度
  • 宇津戸断層(うづとだんそう)
    • 場所: 広島県東部周辺に位置します。
    • 想定地震規模: マグニチュード6.7程度
  • 安田断層(やすだだんそう)
    • 場所: 広島県東部周辺に位置します。
    • 想定地震規模: マグニチュード6.0程度

 

🌊 海域の活断層

 

  • 安芸灘断層帯(あきなだだんそうたい)
    • 場所: 広島県江田島市沖から山口県岩国市沖に分布する断層帯。
    • 特徴: 長さ約26km。右横ずれを主体とします。
    • 想定地震規模: マグニチュード7.2程度
    • 発生確率(30年以内): 0.2%〜7%(評価時点による)
  • 広島湾-岩国沖断層帯(ひろしまわん-いわくに沖だんそうたい)
    • 場所: 広島県広島市沖から山口県岩国市の陸域にかけて分布する断層帯。
    • 特徴: 長さ約38km。右横ずれを主体とします。
    • 想定地震規模: マグニチュード7.5程度

 

活断層に関する情報源

 

これらの活断層の正確な位置や詳細な評価については、以下の機関が情報公開を行っています。

  • 地震調査研究推進本部(地震本部): 主要な活断層の長期評価や、想定される地震規模などが公表されています。
  • 国土地理院(都市圏活断層図): 都市圏にある活断層について、詳細な位置情報が提供されています。
  • 産業技術総合研究所(活断層データベース): 活断層に関する学術的なデータが集積されています。

これらの活断層の分布図 を確認することで、より具体的な位置関係を把握できます。

🏞️ 内陸の活断層

 

  • 筒賀断層(つつがだんそう)
    • 場所: 広島県山県郡北広島町から安芸太田町、廿日市市にかけて分布。
    • 特徴: 長さ約58km。概ね北東-南西方向に延びる右横ずれを主体とする断層です。
    • 想定地震規模: 全体が活動した場合、マグニチュード7.8程度の地震が発生する可能性があります。
  • 五日市断層帯(いつかいちだんそうたい)
    • 場所: 広島県南西部に位置し、主に五日市断層己斐(こい)−広島西縁断層帯に区分されます。
    • 五日市断層: 広島市安佐北区から佐伯区、廿日市市に至ります。想定地震規模はマグニチュード7.0程度
    • 己斐−広島西縁断層帯: 広島市安佐南区から西区に至ります。想定地震規模はマグニチュード6.5程度
  • 長者ヶ原-芳井断層(ちょうじゃがはら-よしいだんそう)
    • 場所: 広島県東部周辺に位置します。
    • 想定地震規模: マグニチュード7.3程度
  • 宇津戸断層(うづとだんそう)
    • 場所: 広島県東部周辺に位置します。
    • 想定地震規模: マグニチュード6.7程度
  • 安田断層(やすだだんそう)
    • 場所: 広島県東部周辺に位置します。
    • 想定地震規模: マグニチュード6.0程度

 

🌊 海域の活断層

 

  • 安芸灘断層帯(あきなだだんそうたい)
    • 場所: 広島県江田島市沖から山口県岩国市沖に分布する断層帯。
    • 特徴: 長さ約26km。右横ずれを主体とします。
    • 想定地震規模: マグニチュード7.2程度
    • 発生確率(30年以内): 0.2%〜7%(評価時点による)
  • 広島湾-岩国沖断層帯(ひろしまわん-いわくに沖だんそうたい)
    • 場所: 広島県広島市沖から山口県岩国市の陸域にかけて分布する断層帯。
    • 特徴: 長さ約38km。右横ずれを主体とします。
    • 想定地震規模: マグニチュード7.5程度
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