【全国版】ご当地鍋おすすめ10選|石狩鍋・きりたんぽ・もつ鍋など地域別総まとめ

料理

全国各地には、その土地ならではの食材や文化を活かした個性豊かな「ご当地鍋」があります。

日本の北から南まで、特に人気が高く、旅先でぜひ味わっていただきたい代表的なご当地鍋を10種類ご紹介します。


🍲 全国のご当地鍋 10選

 

地域 鍋の名称 特徴的な食材・味付け
北海道 石狩鍋(いしかりなべ) のぶつ切りと、玉ねぎ、キャベツ、じゃがいもなどの野菜を味噌仕立ての出汁で煮込む、漁師発祥の豪快な鍋。バターや牛乳を加えることもあります。
秋田県 きりたんぽ鍋 潰したご飯を杉の棒に巻き付けて焼いた「きりたんぽ」と、秋田名産の比内地鶏せり、舞茸などを醤油仕立ての鶏ガラ出汁で煮込む郷土料理。
茨城県 あんこう鍋 「東のあんこう、西のふぐ」と呼ばれる高級魚あんこうを、肝(あん肝)と一緒に味噌で仕立てた鍋。あん肝が溶け出し、濃厚でまろやかな風味になります。
山梨県 ほうとう 小麦粉を練った太い平打ち麺と、かぼちゃや里芋などの根菜類をふんだんに使用し、味噌で煮込む、麺が溶け出してとろみがつくのが特徴の郷土料理。
東京都 ねぎま鍋 マグロのトロや中落ちなど脂の多い部位と、長ネギを主役にした醤油仕立てのシンプルな鍋。江戸時代から続く伝統的な味です。
兵庫県 ぼたん鍋 猪肉(いのしし肉)を、特製の味噌出汁で煮込む鍋。猪肉を皿に盛り付けた様子が牡丹の花に似ていることから名付けられました。
広島県 かきの土手鍋 鍋の縁に味噌を塗り付け、牡蠣や豆腐、野菜を煮込み、味噌を溶かしながら好みの味に調整して食べるユニークな鍋。瀬戸内海の牡蠣の旨味が濃厚です。
福岡県 水炊き 鶏肉や野菜を、鶏ガラを長時間煮込んだ白濁スープで煮込む鍋。具材を煮た後、スープ自体を塩で味わい、その後、ポン酢や薬味で具材をいただくのが博多流です。
福岡県 もつ鍋 牛または豚のモツ(ホルモン)と、大量のニラキャベツを、醤油または味噌ベースの出汁で煮込む鍋。プリプリとしたモツの食感とニンニクの風味が特徴です。
山口県 みかん鍋 温暖な山口県周防大島発祥。地魚やエビなどの海鮮とともに、皮ごと輪切りにしたみかんを入れ、みかんの酸味と香りが海鮮の風味を引き立てる変わり鍋。

🗺️ その他、全国各地のユニークな鍋

 

  • 山形県 芋煮(いもに):里芋と牛肉(または豚肉)を醤油(または味噌)で煮込んだ、秋の河原での芋煮会で欠かせない鍋。

  • 島根県 へかやき:漁獲された旬の新鮮な魚介類を、すき焼き風に醤油ベースの甘辛い出汁で煮込む鍋。

  • 愛媛県 いもたき:里芋をメインに、鶏肉やきのこなどを具材に、醤油出汁で煮込む鍋。

ご当地鍋は、地域によって出汁の味や具材の組み合わせが大きく異なり、日本の食文化の多様性を感じられますね!

この中から特に興味のある鍋、または特定の地方のご当地鍋についてもっと詳しく知りたい情報があれば教えてください。

料理
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました