「ンゴロンゴロ」は、タンザニア北部にある、非常に有名な自然保護地域です。
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正式名称: ンゴロンゴロ保全地域 (Ngorongoro Conservation Area)
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特徴:
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世界遺産: 1979年に自然遺産、2010年に古人類学上の重要性から複合遺産として登録されました。
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ンゴロンゴロ・クレーター: 世界最大級の完全なカルデラ(火山活動を停止した火口原)があり、その底には非常に高密度な野生動物が生息しています。「ビッグ・ファイブ」(ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファロー)のすべてを見られる可能性があります。特にクロサイが自然の状態で観察できる貴重な場所です。
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オルドバイ渓谷: 人類の祖先の化石が発見された、古人類学的に重要な場所も含まれています。
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マサイ族との共生: 国立公園ではなく「保全地域」として管理されており、マサイ族が伝統的な牧畜生活を送ることが認められています。
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タンザニアのサファリツアーのハイライトの一つとして世界中から観光客が訪れます。


