👻 朝ドラ『ばけばけ』の舞台・松江へ!怪談と浪漫が息づく水の都の魅力🌊
今、テレビの前で多くの人を惹きつけている連続テレビ小説『ばけばけ』。 文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツさんをモデルにした物語の舞台は、情緒あふれる島根県松江市です!
「この世はうらめしい。けど、すばらしい。」というキャッチコピーの通り、壮絶な時代の中でも強く、そして面白おかしく生きていくヒロイン・トキの姿と、その背景にある「水の都・松江」の魅力をご紹介します。
🏮 舞台地・松江のロマンチックな魅力
ドラマの重要な舞台となっている松江市は、小泉八雲が「神々の国の首都」と呼んで愛した街です。国宝・松江城を中心に、堀川が巡る城下町の風情と、宍道湖(しんじこ)が織りなす水辺の美しさが、ドラマの雰囲気をさらに盛り上げています。
1. 怪談と結びつくロケ地巡り
『ばけばけ』の物語の根底には、小泉八雲が日本文化に惹かれた「怪談」の要素があります。ドラマのロケ地には、八雲ゆかりの場所や、怪談の舞台になったとされるスポットが数多く登場します。


小泉八雲旧居(ヘルン旧居)八雲がセツと出会い、約5か月間過ごした家です。
八雲が愛した日本庭園を望む居間の風景は、オープニングにも登場し、静かで美しい松江の暮らしを感じさせます。

松江城:全国に現存する12天守の一つで、唯一の「正統天守」とも呼ばれる国宝です。オープニング映像や、ヒロインのトキが川の向こうに眺める風景として登場します。

八重垣神社:鏡の池で行う「縁占い」が有名な、強力な恋愛パワースポット。
セツさんもこの縁占いを行ったと伝わり、トキとヘブンの縁結びにも関わってくる予感がします。
2. 「水の都」の日常と絶景
松江は、川や湖に囲まれた「水の都」です。この水辺の風景が、トキたちの日常に深く溶け込んでいます。


宍道湖(しんじこ)日本有数の汽水湖で、しじみの漁獲高は日本一。ドラマでも、主人公のトキがしじみ売りをする姿が描かれています
湖畔に立つ島根県立美術館から望む宍道湖の夕日は「日本の夕日百選」にも選ばれるほどの絶景です。

堀川めぐり:松江城の堀を小舟で巡るアクティビティは
城下町の風情を肌で感じられる最高の体験です。
🎭 ドラマの魅力は「人間臭さ」と「笑い」
『ばけばけ』が多くの視聴者を惹きつけるのは、舞台地の魅力だけではありません。
1. 壮絶だけど笑える「松野家」


没落士族の娘であるヒロイン・トキ(松野トキ)とその家族の人生は、決して楽なものではありません。しかし、そのつらい境遇の中でも、家族や仲間との間には絶えず笑いと人間味があふれています。
脚本家・ふじきみつ彦氏による、日常の中の「くだらないこと」で笑う様子や、真顔で面白いことを言う独特のテンポが、視聴者に「生きる力」を与えてくれます。
2. 魅力的な個性派キャラクター


ヒロインのトキだけでなく、ヘブン先生をはじめ、没落した生活を恨み続ける父・司之介や、怪談好きの母・フミなど、登場人物が皆、どこか欠けていて、どこかダメで、だからこそ愛おしい個性派ぞろいです。特に、ヘブン先生に惹かれ、トキを翻弄するおリヨさまの存在は、物語に大きな笑いと緊張感をもたらしています。
💖 おわりに
『ばけばけ』は、明治という大きな時代の変化の中で、異文化の外国人男性と恋に落ち、怪談を愛し、強く生きた女性の物語です。
このドラマを通じて、松江の古き良き街並みや、小泉八雲が愛した文化に触れてみませんか?
あなたもきっと、「うらめしい」ことだらけの人生の中で、「すばらしい」瞬間を見つけることができるはずです✨


