一般的に、世界で「7つ星」と称されるホテルには、国際的に統一された公式な基準があるわけではありません。
本来、世界的なホテルの格付け(Forbes Travel Guideなど)は最大5つ星までですが、あまりにも規格外の豪華さ、サービス、設備を持つため、メディアや宿泊客から「7つ星」という最上級の称号を与えられたホテルがいくつか存在します。
現在、世界で代表的な「7つ星級」ホテルは以下の通りです。
1. ブルジュ・アル・アラブ(ドバイ)
世界で最も有名な「7つ星」ホテルです。アラビア湾に浮かぶ帆船のような外観が特徴で、ドバイの象徴となっています。
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特徴: 24時間体制の専用バトラー、ロールスロイスによる送迎、金箔をふんだんに使用した内装。
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ここが「7つ星」: 宿泊客1人に対するスタッフの割合が非常に高く、世界で初めて「7つ星」という言葉をメディアに使わせたホテルと言われています。
2. ジ・エンパイア・ブルネイ(ブルネイ)
ブルネイ王室が賓客を迎えるために建設した、宮殿のようなホテルです。
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特徴: 広大な敷地にゴルフ場や映画館を併設。大理石の柱や金が贅沢に使われた内装が圧巻です。
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ここが「7つ星」: 王室御用達の格式と、国家予算を投じて作られた圧倒的な豪華さから「7つ星」と呼ばれます。
3. エミレーツ・パレス(アブダビ)
マンダリン オリエンタルが運営する、総工費約30億ドルとも言われる宮殿ホテルです。
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特徴: 1km以上にわたるプライベートビーチ、金箔が貼られたドーム、金が噴き出す「ゴールドATM」などが有名です。
4. パンク・セブン・スター・ホテル(北京)
中国・北京のオリンピック公園近くに位置する、龍をモチーフにした超高級ホテルです。
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特徴: 伝統的な中国美術と西洋のモダンさが融合した内装。世界最大級の図書館や、極めてプライバシーの高いスイートルームを備えています。
5. タウンハウス・ガレリア(ミラノ)
イタリアの有名なショッピングアーケード「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア」内にあるホテルです。
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特徴: 宿泊客一人ひとりに合わせたパーソナライズされたサービスを提供しており、2007年のオープン時に、独自の格付け機関から「7つ星」の認定を受けたと主張したことで話題になりました。
「7つ星」の正体
これら「7つ星」と呼ばれるホテルには、以下のような共通点があります。
| 項目 | 内容 |
| 送迎 | ヘリコプターや高級車(ロールスロイス等)による送迎 |
| サービス | 全室に専用バトラー(執事)が常駐 |
| 設備 | 金や大理石を多用した、宮殿のような超豪華な内装 |
| 価格 | 1泊数十万円〜数百万円が当たり前の価格設定 |
公式には「5つ星」が最高ランクですが、**「5つ星を超える、もはや異次元の体験」**を象徴する言葉として「7つ星」が使われています。


