【懐かしの1960年代】日本の軽自動車10選:デザインと技術の進化を辿る
1960年代、日本は高度経済成長の真っ只中にありました。この時代、マイカーブームの幕開けとともに、庶民の足として爆発的な人気を博したのが「軽自動車」です。
排気量360ccという小さなエンジンを搭載しながらも、各メーカーが知恵と技術を絞り、個性豊かなモデルを次々と生み出しました。
今回は、そんな1960年代を彩った名車たちを、当時の貴重な写真と共に振り返ってみましょう。
1. スバル 360 (1958年~1970年)
まさに「日本の国民車」と称されたスバル360。その愛らしいルックスから「てんとう虫」の愛称で親しまれました。
大人4人が乗れる室内空間と経済性を両立させ、多くの家庭にマイカーを持つ夢を与えました。
2. スズキ スズライトフロンテ (1962年~1969年
スズライトフロンテは、スズキ初の乗用軽自動車として登場。
シンプルなデザインと実用性が特徴で、特に「キャブオーバー型」という独特の車体構造で広い室内空間を実現しました。
3. ホンダ N360 (1967年~1972年)
ホンダが二輪車メーカーとしての技術を惜しみなく投入したのがN360です。「Nコロ」の愛称で親しまれ、31馬力という当時の軽自動車としては驚異的な高出力を実現。走行性能で他を圧倒し、軽自動車市場に「高性能」という新たな価値観をもたらしました。
4. マツダ キャロル 360 (1962年~1970年)
美しい曲面で構成された「クリフカット」と呼ばれるリアウィンドウが特徴的なキャロル360。
当時としては珍しい水冷4サイクル4気筒エンジンを搭載し、静粛性と耐久性で高い評価を得ました。
5. ダイハツ フェロー (1966年~1970年)
若々しいデザインとスポーティーな走りで人気を集めたのがフェローです。
「ヤングマン・カー」というキャッチフレーズで売り出され、特に若者層からの支持を得ました。
6. 三菱 360 (1961年~1969年)
商用車をベースに開発された三菱360は、広い荷室と堅牢な作りが特徴。
乗用車としても使われましたが、主に商店の配達など、ビジネスの現場で活躍しました。
7. トヨペット ミニエース (1967年~1975年)
トヨタが軽自動車市場に投入したミニエースは、当時としては珍しいワンボックスタイプの軽商用車として登場。
その可愛らしい見た目と積載能力の高さで、小規模ビジネスオーナーに愛されました。
8. 三菱 ミニカ (1962年~2011年)
三菱ミニカは、三菱360の乗用車版として登場し、女性にも運転しやすいコンパクトなサイズと親しみやすいデザインで人気を集めました。長きにわたり三菱の軽自動車を代表するモデルとなりました。
9. ダイハツ コンパーノ・バン (1963年~1970年)
ダイハツの主力乗用車「コンパーノ」をベースにした軽商用バン。乗用車のようなスタイリッシュな外観と広い荷室を両立させ、ビジネスシーンだけでなくレジャーにも使われました。













