レザークラフトの世界へようこそ!自分の手で革を裁断し、縫い合わせ、形にしていく作業は、没頭できるとても楽しい趣味です。
まずは「これだけあれば始められる」という基礎知識をステップ形式で解説します。
1. 最初に揃えたい「基本の道具」
セット販売のものもありますが、バラで揃えるなら以下の5点は必須です。
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カッター・別ち(べたち): 革を切るためのもの。最初は使い慣れたカッターでもOKです。
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菱目打ち(ひしめうち): 革に縫い穴を開けるためのフォークのような道具。
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ゴム板: 穴を開ける時に下に敷く台。
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ハンマー: 菱目打ちを叩くために使います(プラハンマーがおすすめ)。
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針と糸: レザークラフト専用の太めの糸(ロウ引き糸)と、先が丸い針を使います。
2. 基本の4ステップ
どんな作品も、基本はこの流れで作ります。
① 裁断(さいだん)
型紙に合わせて革をカットします。一度に切ろうとせず、何度か刃を走らせるのが綺麗に切るコツです。
② 穴あけ
革は厚くて硬いため、針を通す前に**「菱目打ち」**で等間隔に穴を開けます。ここを丁寧にすると仕上がりが一気にプロっぽくなります。
③ 手縫い
「サドルステッチ」という、2本の針を交互に交差させる独特の縫い方をします。ミシン縫いよりも丈夫で、糸が切れても解けにくいのが特徴です。
④ 仕上げ(コバ磨き)
革の切り口(コバ)を、専用の液体(トコノールなど)をつけて磨きます。ツヤが出て、手触りが良くなります。
3. 初心者におすすめの練習作品
最初は**「平面的で、縫う距離が短いもの」**から始めるのが挫折しないコツです。
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コースター: 切って磨くだけ。基本中の基本。
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パスケース(カード入れ): 「重ねて縫う」練習に最適。
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キーケース: 金具の取り付け方が学べます。
💡 上達のためのアドバイス
最初は「ハギレ(端切れ)セット」を安く買って、穴あけや縫う練習を繰り返すのが一番の近道です。


