レソト王国とは?「天空の王国」の地理・文化・観光の見どころを徹底解説

コラム

レソト王国(Kingdom of Lesotho)は、南アフリカ共和国の中にすっぽりと囲まれた「世界で唯一、国全体が標高1,000m以上にある国」です。その地形から「天空の王国」とも呼ばれています。

レソトの主な特徴を分かりやすくまとめました。


1. 地理と環境

  • 国の中の国: 周囲を完全に南アフリカ共和国に囲まれた「内陸国」です。

  • 高い標高: 国の全土が標高1,000mを超えており、最高地点は標高3,482m(タバナ・ントレニャナ山)に達します。

  • 気候: アフリカにありながら、冬(6月〜8月)には雪が降ることもあり、アフリカ大陸では数少ないスキー場が存在します。

2. 文化と人々

  • バソト族: 国民のほとんどがバソト族で、公用語はセソト語と英語です。

  • 伝統衣装(バソト・ブランケット): 寒さをしのぐための色鮮やかで幾何学模様のウール毛布(ブランケット)を身にまとう文化が有名です。

  • バソト・ハット: 「モコロトル」と呼ばれる、円錐形の独特な形の麦わら帽子が国の象徴となっており、国旗にも描かれています。

3. 産業と経済

  • 水資源(白い黄金): 山岳地帯の豊富な水資源を南アフリカに売却(送水)することが大きな収入源になっています。

  • ダイヤモンド: 高品質なダイヤモンドが採掘されることでも知られています。

  • 農業・畜産: 伝統的に羊やヤギの放牧(モヘアやウールの生産)が盛んです。

4. 基本情報データ

項目 内容
首都 マセル
政治体制 立憲君主制(国王を元首とする)
通貨 ロチ(南アフリカ・ランドと等価)
面積 約3万平方キロメートル(九州より少し小さいくらい)

豆知識:

レソトは、映画『ブラックパンサー』に登場するワカンダ王国の「ボーダー・トライブ(国境族)」の衣装や文化のモデルの一つになったと言われています。

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