「食べられるゴキブリ」と聞くと驚くかもしれませんが、世界には食用として養殖・調理されている種類が実際に存在します。
私たちが家で見かけるクロゴキブリやチャバネゴキブリは、雑菌や下水などの不衛生な場所にいるため絶対に食べてはいけませんが、食用として管理されたものは「高タンパクで栄養価が高い」として注目されています。
主に食べられている種類や特徴をまとめました。
1. 主な食用の種類
一般的に食用とされるのは、主に以下の2種類です。
| 種類 | 特徴 | 味の例え |
| デュビア (アルゼンチンフォレストローチ) | ペット(爬虫類)の餌としてもポピュラー。殻が柔らかめ。 | エビやカニ、ナッツに近い |
| マダガスカルゴキブリ | 大型で羽がない。肉質がしっかりしており、食べ応えがある。 | 白身魚や鶏肉に近い |
2. なぜ食べられるのか?(メリット)
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高い栄養価: 豊富なたんぱく質に加え、ビタミンやミネラルも含まれています。
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クリーンな飼育: 食用として流通しているものは、清潔な環境で野菜や専用の餌を与えて育てられているため、野生のものより安全です。
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環境負荷が低い: 牛や豚に比べて、少ない水と餌で効率よく育つ「昆虫食」の代表格として研究されています。
3. 注意点
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アレルギー: エビやカニなどの甲殻類アレルギーがある人は、昆虫も共通のアレルゲンを持っているため、強い反応が出る恐れがあります。注意が必要です。
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野生のものはNG: 殺虫剤を浴びていたり、寄生虫がいる可能性が高いため、必ず「食用」として販売されているものを選んでください。
どうやって食べる?
日本では昆虫食専門店やオンラインショップで購入可能です。
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素揚げ: 最も一般的です。香ばしくなり、スナック感覚で食べられます。
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串焼き: マダガスカルゴキブリなどの大型種は、炭火で焼いて食べられることがあります。
もし興味があるようでしたら、まずは抵抗感の少ない「コオロギ」や、調理済みの「昆虫スナック」から試してみるのがスムーズかもしれません。


