立春(りっしゅん)は、旧暦で一年の始まりとされる非常に特別な日です。この日に行う「おまじない」は、単なる習慣以上に、**「運気の流れを切り替える」**ための大切な儀式として伝えられています。
代表的なものをいくつかご紹介しますね。
1. 「立春大吉」のお札を貼る
最も有名な「魔除け」のおまじないです。
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やり方: 白い紙に墨で「立春大吉」と縦書きします。
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ポイント: 左右対称の文字なので、**「表から見ても裏から見ても同じ」**という状態が、迷い込んだ鬼を追い出す力を持ちます。
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貼る場所: 玄関の右側や、大切な部屋の入り口に、目線より高い位置に貼ります。
2. 「立春大吉豆腐」を食べる
「白い豆腐」には、邪気を払い、身を清める力があると言われています。
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やり方: 節分の日に豆腐を食べて「罪穢れ(つみけがれ)」を払い、立春の朝に豆腐を食べて「幸福」を呼び込みます。
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ポイント: 味付けはシンプルに。立春に食べる豆腐は「健康な体をつくる」というおまじないになります。
3. 「立春朝搾り(あさしぼり)」で祝う
立春の日の早朝に搾り上がったばかりのお酒(日本酒)を飲む習慣です。
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やり方: その日の朝に搾り、その日のうちに販売される新鮮なお酒をいただきます。
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ポイント: 立春の朝には、神主さんがお蔵でお祓いをする地域も多く、とても縁起が良い「福酒」とされています。
4. 若水(わかみず)を汲む
立春の早朝に、その年初めて汲む水のことを「若水」と呼びます。
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やり方: 朝一番に蛇口から出る水を汲み、お茶を淹れたり、神棚に供えたりします。
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ポイント: その一年の邪気を除き、若返りの力があると言い伝えられています。
5. 新しいものを使い始める
「新しい年の始まり」なので、身の回りのものを新調するのも立春の開運アクションです。
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やり方: 新しい下着、靴下、あるいは財布などをこの日から使い始めます。
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ポイント: 運気が新しくなるタイミングで「新しい気」を身に纏うことで、良い運気の波に乗りやすくなります。

