日本の大根の種類
日本の大根は、実は世界で最もバリエーションが豊かな野菜の一つと言われています。形も味も驚くほど多様です。
現在、日本の市場に出回っている大根の約9割は「青首大根」ですが、地方にはその土地の風土に合わせた「伝統野菜(在来種)」が数多く残っています。
主要な種類を特徴別にまとめました。
1. 一般的な大根
-
青首(あおくび)大根
-
特徴: 地上に出ている部分が日光に当たって緑色(青色)になる。
-
味: 甘みが強く、肉質が柔らかい。
-
用途: 生食(サラダ)、おろし、煮物など万能。
-
2. 特徴的な形の伝統大根
3. 辛味が強い大根(薬味用)
-
辛味(からみ)大根
-
小ぶりで水分が少なく、非常に辛いのが特徴。
-
用途: 蕎麦の薬味、しらすおろし。
-
-
ねずみ大根
-
長野県坂城町の特産。下ぶくれの形で、尻尾がねずみに似ている。
-
用途: 「おしぼりうどん」の絞り汁として使われる強烈な辛味。
-
4. 色が鮮やかな大根
-
紅(べに)くるり大根 / 紅しぐれ大根
-
中まで赤いものや、皮だけが紫のものがある。
-
用途: 彩りを活かしたサラダや甘酢漬け(酢に反応してさらに鮮やかになります)。
-
-
ビタミン大根
-
中まで明るい緑色の中国系大根。甘みが強く、生で食べるとパリパリしている。
-
豆知識:部位による味の違い
大根は1本の中で味が大きく変わります。
-
上部(葉に近い方): 甘みが強く固め。サラダや大根おろし(甘め)に。
-
真ん中: 柔らかくバランスが良い。おでんや煮物に。
-
下部(先端): 辛味が強く水分が多い。辛いおろしや、お味噌汁の具に。


