2026年1月29日、ついに日本の金価格が史上初めて1グラム=3万円の大台を突破しました。
「もう天井だろう」という声をよそに、金相場は文字通り「別次元」の領域へと突入しています。投資家も、そしてお家にあるジュエリーを売りたいと考えている方も、今一番知りたいのは「この爆騰はどこまで続くのか?ということではないでしょうか。
最新の予測データと専門家の視点を踏まえ、2026年以降の金相場の「到達点」を大胆に予測します!
1. 2026年、金価格予測の「現在地」
まず驚くべきは、直近の動きです。2026年1月の小売価格は約30,000円。わずか20数年前、1グラム1,000円だった時代を思うと、価値は30倍に膨らんでいます。
世界の主要金融機関による2026年の予測値を見てみましょう。
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J.P.モルガン: 2026年末までに1オンス=5,055ドル(平均)と予測。
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ゴールドマン・サックス: 強気姿勢を崩さず、2026年中盤にも一段の上昇を示唆。
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国内専門家の視点: 1ドル=150〜160円の円安が続く限り、国内価格は32,000円〜35,000円を目指す展開も現実味を帯びています。
2. なぜ「5,000ドル、1グラム3万円」でも止まらないのか?
「高すぎて買えない」という声がある一方で、なぜ買いが加速しているのか。そこには2026年特有の3つの構造変化があります。
① 「紙の通貨」への不信感(通貨不安)
今、世界中で叫ばれているのが「ドルの信認低下」です。主要国が借金を膨らませ、通貨を増刷し続ける中で、相対的に「発行枚数に限りがある金」の価値が再評価されています。「お金を持っているより、金(現物)を持っている方が安心」という心理が、もはや個人のレベルまで浸透しました。
② 地政学リスクの「常態化」
2026年現在も続く紛争や国際的な分断。かつては「有事の金買い」と呼ばれ、騒動が収まれば価格は落ち着きましたが、今はリスクが「日常」になってしまいました。これにより、金は「一時的な避難先」から「資産のレギュラーメンバー」へと昇格したのです。
③ 中央銀行の「爆買い」が止まらない
新興国の中央銀行による「脱ドル化」のための金購入は、2026年も記録的な水準にあります。巨大なクジラ(中央銀行)が市場の下値を支えているため、大きな暴落が起きにくい構造が出来上がっています。
3. 予測:今後のターゲットプライスは?
短期・中期的な視点で、どこが節目になるのかをまとめました。
| 時期 | 国際価格(予測) | 国内価格(予測) | 状況予測 |
| 2026年前半 | $4,600 – $4,800 | 31,000円前後 | 利益確定の売りをこなしつつ高止まり |
| 2026年末 | $5,000 – $5,400 | 33,000円〜 | 米国の利下げが本格化し、もう一段の噴き上げ |
| 数年後の将来 | $6,000超えの可能性 | 不明(為替次第) | 供給不足が深刻化し「ニューノーマル」へ |
もちろん、短期的には「荒れ相場」も予想されます。急騰の反動で数千円単位の調整(下落)が入る可能性もありますが、「長期的な上昇トレンドは崩れない」というのが、2026年現在のプロたちの共通認識です。
4. 2026年、賢い「金」との付き合い方
「3万円を超えた今から買うのは怖い」と思うのは自然な感覚です。しかし、2026年の鉄則は「一括で買わないこと」。
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積立(ドルコスト平均法): 価格が高い時は少なく、安い時は多く買う仕組みを利用して、平均取得単価を下げるのが最も賢い守り方です。
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売却のタイミング: もし3万円を突破して「十分な利益が出た」と感じるなら、資産の一部を現金化して他の投資に回すのも立派な戦略です。
結び:金は「不安」を「確信」に変える資産
2026年の金高騰は、単なる投機バブルではありません。それは、世界が大きく変わろうとしている「予兆」でもあります。
金がどこまで上がるかという問いへの答えは、「世界から不安が消えるまで」かもしれません。10年後に「あの時3万円でも安かったね」と言っているのか、それとも別の未来があるのか。一つ確かなのは、金という資産が持つ「普遍的な輝き」は、どんな時代も私たちを助けてくれるということです。


