寒いとお腹が空くのはなぜ?体温維持のメカニズムと冬の食欲を抑える3つの対策

健康

「寒いと空腹になりやすい」というのは、身体のメカニズムとして非常に正しい感覚です。

私たちの体は、生存のために一定の体温(約36度前後)を保つ必要がありますが、外気温が下がるとその維持が大変になるからです。なぜお腹が空くのか、その理由を分かりやすく整理しました。


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寒いとお腹が空く3つの理由

1. 基礎代謝が上がる(エネルギー消費の増加)

外が寒いと、体は体温を下げないように熱を作ろうとします。このとき、特に運動をしていなくてもエネルギー(カロリー)を激しく消費します。

  • 「ガクガク震える(シバリング)」:筋肉を細かく動かして熱を生み出す行為で、これもエネルギーを使います。

  • 内燃機関のフル稼働:ストーブをガンガン焚くのと同じで、燃料となる「食事」を体が強く求めるようになります。

2. 「セロトニン」の減少

冬は日照時間が短くなります。日光を浴びることで分泌される心の安定ホルモン「セロトニン」が不足すると、脳は手っ取り早く満足感を得るために、炭水化物や甘いものを欲する傾向があります。

3. 本能的な蓄え

人間も動物の一種です。気温が下がると、本能的に「厳しい冬を越すために脂肪を蓄えなければ」というスイッチが入り、食欲が増進すると考えられています。


冬の「ニセの空腹」に注意!

実は、冬特有の理由で「お腹が空いたと勘違い」しているケースもあります。

  • 乾燥による水分不足: 喉が渇いているのを、脳が「お腹が空いた」と誤認することがあります。

  • 冬のイベント: お正月や冬休みなど、美味しいものに囲まれる機会が多く、視覚的な刺激で食欲が刺激されがちです。


対策のアドバイス

空腹に任せて食べすぎると、春先に後悔することに……。以下の工夫がおすすめです。

  1. 温かい飲み物を先に飲む: お湯や白湯で内臓を温めると、代謝が落ち着き、食欲が安定します。

  2. たんぱく質を摂る: 筋肉の材料になるたんぱく質は、消化時に熱を生み出しやすい(食事誘発性熱産生)ため、体が温まりやすく腹持ちも良いです。

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