2023年3月8日、Appleは新iPhone SE(第3世代)を発表しました。iPhone SE(第2世代)から約3年ぶりのモデルチェンジであり、A15 Bionicチップや5G通信に対応するなど、大幅な性能向上が図られています。
今回、新iPhone SE(第3世代)を実際に使ってみて、その魅力をレビューしたいと思います。
外観
外観は、前モデルのiPhone SE(第2世代)とほぼ同じデザインを踏襲しています。側面はアルミニウム製で、背面はガラス製です。サイズは、高さ138.4mm、幅67.3mm、厚さ7.3mmで、重さは144gです。
カラーは、ミッドナイト、スターライト、PRODUCT REDの3色から選択できます。
ディスプレイ
ディスプレイは、4.7インチのLiquid Retina HDディスプレイを搭載しています。解像度は1334×750ピクセルです。
前モデルと比べると、解像度は同じですが、コントラスト比が200万:1から200万:1000000に向上しています。そのため、より深みのある黒色を表現できるようになっています。
また、True Toneテクノロジーを搭載しており、周囲の環境に合わせてディスプレイの色温度を調整することができます。
カメラ
カメラは、12MPのシングルカメラを搭載しています。
前モデルと比べると、センサーサイズが1/3.6インチから1/2.55インチに拡大したことで、より多くの光を取り込むことができるようになりました。
また、光学式手ぶれ補正も搭載されています。
性能
A15 Bionicチップを搭載しており、処理性能が大幅に向上しています。
前モデルのA13 Bionicチップと比べると、CPU性能は約50%、GPU性能は約30%向上しています。
そのため、ゲームや動画編集などの負荷のかかる処理も快適に行うことができます。
バッテリー
バッテリー容量は1821mAhです。
前モデルの1821mAhと比べると、容量は同じですが、A15 Bionicチップの省電力性能の向上により、バッテリー持ちが向上しています。
5G通信
5G通信に対応しています。
5G通信を利用することで、従来の4G LTE通信よりも高速でデータ通信を行うことができます。
その他の機能
Touch IDセンサーを搭載しており、指紋認証でロック解除やアプリの認証を行うことができます。
また、MagSafeに対応しており、MagSafe対応のアクセサリを簡単に取り付けることができます。
まとめ
新iPhone SE(第3世代)は、コンパクトでパワフルな進化を遂げたモデルです。
A15 Bionicチップの搭載により、処理性能が大幅に向上し、ゲームや動画編集などの負荷のかかる処理も快適に行うことができます。また、5G通信に対応したことで、高速でデータ通信を行うことができます。
コンパクトなスマートフォンを探している人や、処理性能とバッテリー持ちを重視する人には、おすすめのモデルです。
価格
新iPhone SE(第3世代)の価格は、64GBモデルが54,800円、128GBモデルが64,800円、256GBモデルが74,800円です。
おすすめの使い方
新iPhone SE(第3世代)は、コンパクトなスマートフォンなので、持ち運びがしやすいです。そのため、通勤や通学などの際に、気軽に持ち歩いて使うことができます。
また、A15 Bionicチップの搭載により、ゲームや動画編集などの負荷のかかる処理も快適に行うことができます。そのため、普段からスマートフォンでゲームや動画編集を楽しんでいる人にもおすすめです。
注意点
新iPhone SE(第3世代)は、Lightningポートを搭載しています。そのため、USB-Cポートを搭載したアクセサリは使用できません。
また、イヤホンジャックも搭載していないので、有線イヤホンを使用する場合は、Lightning接続のイヤホンや、ワイヤレスイヤホンを使用する必要があります。