花粉症の飲み薬は、大きく分けて市販薬と医療用医薬品(処方薬)の2種類があります。それぞれの特徴と、代表的な薬を画像付きでご紹介します。
1. 市販薬
- 特徴:
- 薬局やドラッグストアで手軽に購入できます。
- 医療用医薬品に比べて効果が穏やかなものが多いです。
- 眠気などの副作用が出にくい成分が配合されているものもあります。
- 代表的な薬:
- アレグラFX:
- 成分:フェキソフェナジン
- 特徴:眠くなりにくく、1日2回の服用で効果が持続します。
- アレジオン20:
- 成分:エピナスチン塩酸塩
- 特徴:1日1回の服用で効果があり、比較的眠くなりにくいです。
- クラリチンEX:
- 成分:ロラタジン
- 特徴:眠くなりにくく、1日1回の服用で効果があります。
- アレグラFX:
2. 医療用医薬品(処方薬)
- 特徴:
- 医師の診察を受け、処方してもらう必要があります。
- 症状に合わせて薬の種類や量を調整できるため、効果が期待できます。
- 市販薬よりも効果の高い成分が配合されているものがあります。
- 代表的な薬:
- ビラノア:
- 成分:ビラスチン
- 特徴:眠気が起こりにくく、効果が高いとされています。
- デザレックス:
- 成分:デスロラタジン
- 特徴:クラリチンの改良版で、効果が高く、眠気が起こりにくいとされています。
- ルパフィン:
- 成分:ルパタジンフマル酸塩
- 特徴:抗ヒスタミン作用に加えて、抗PAF作用も持ち合わせており、他の抗ヒスタミン薬で効果が見られない鼻づまりにも効果を発揮します。
- ビラノア:
薬を選ぶ際の注意点
- ご自身の症状や体質に合わせて、医師や薬剤師に相談して選びましょう。
- 眠気や口渇などの副作用が出ることがあります。運転や危険な作業をする際は注意が必要です。
- 妊娠中や授乳中の方は、必ず医師に相談してください。